飲み方
原液で飲むと胃や喉の粘膜が荒れるおそれがあるため、黒酢は5倍以上に薄めて飲みましょう。黒酢ダイエットにおいては、余分なカロリー摂取をひかえるため「水割り」や「湯割り」がおすすめです。運動後に飲むなら、糖質をとるために少量のはちみつを加えて「はちみつ割り」にしてもよいですよ。
もし飲みにくい場合は、「牛乳割り」にしてみましょう。マイルドな味わいになり、カルシウム補給もできますよ。(※11)
黒酢ダイエットの注意点
黒酢を空腹時に飲むと胃を痛めるおそれがあります。食事前を避け、食事中や食後にとりましょう。運動後に飲む場合は、水分摂取の代わりにしないように気をつけましょう。黒酢を飲む前には、空腹状態を避けるために、バナナやおにぎりなど糖質が豊富な食品をとるようにしてくださいね。
また、酢を飲んでそのまま寝ると、歯が溶ける「酸食歯」の原因になるといわれています。夕食後に黒酢を飲んだら、歯磨きを忘れないように注意しましょう。(※12)
管理栄養士厳選!ダイエットにおすすめの黒酢レシピ10選
1. 酸味がおいしい。鶏むね肉とれんこんの黒酢炒め
黒酢は飲むだけでなく、調味料としても取り入れてみましょう。普段使っている食酢と置きかえるだけでよいので手軽ですよ。
鶏むね肉とれんこん、パプリカを炒めて、黒酢入りの合わせ調味料で味付けしたひと品。カロリーがひかえめな食材を使用しているため、ダイエット中の食事にぴったりです。
2. レンジで簡単。はちみつ黒酢チャーシュー丼
黒酢とはちみつなどの調味料に豚バラ肉をつけこみ、レンジで加熱するとやわらかいチャーシューになります。温泉卵やごはんと合わせて、丼にしましょう。
こちらはややカロリーが高いメニューなので、ダイエット中の場合は食べる量を調整してくださいね。白米の量は、片手の握りこぶし1個分(約100g程度)が目安です。
3. ごはんによく合う。さんまとかぼちゃの黒酢あん
中華風味に仕上げた黒酢あんを、カリッと揚げたさんまやかぼちゃにからめるレシピです。甘酸っぱい黒酢あんの風味は、ごはんによく合いますよ。揚げ油をしっかり切ることで、カロリーオフにつながります。
4. 食べごたえあり。黒酢豚風ごぼうとさつまいものきんぴら
定番のきんぴらごぼうに、さつまいもと豚肉を加えて、黒酢豚風に味付けしたひと品です。副菜ですが、食べごたえがありますよ。焼き魚や豆腐ハンバーグなど、ヘルシーなメインおかずと合わせるのがおすすめです。
5. 揚げずに作れる。黒酢の酢鶏
黒酢を使う定番レシピの酢豚は、豚肉ではなく鶏肉を使って「酢鶏」にしてもおいしいですよ。
揚げずに焼いて作るレシピなので、油のとりすぎが気になるときでも安心して食べられます。にんじんやパプリカなどを追加して、野菜たっぷりに仕上げるとよいですね。