(4)目立つことが好き
4つ目の特徴は、目立つのが好きなこと。聞いてもいないのに「こんなすごいことをした」や「こんなふうに褒められた」などと自慢をしてくるのも、ナルシストならではの「目立ちたい」という気持ちが表れています。
また、「自分は特別」といった気持ちや「最も目立つべきは自分」という気持ちもナルシストは持ち合わせているため、自分よりも目立つ人が現れると異常に嫉妬します。
(5)恋人との交際が長続きしない
ナルシストは、恋人との交際が長続きしません。交際が長続きしない理由は、やはり自己愛の強さにあるでしょう。
例えば、
・相手に興味を持たない
・思いやりがない
・嫉妬心が強い
といった特徴がナルシストにはあるため、恋人もいずれ愛想を尽かしてしまうのです。
では、ナルシストは一体なぜこういった特徴を持つのでしょうか?
自己愛の強いナルシストに見られる代表的な心理
自己愛の強いナルシストですが、実は「心の奥に劣等感を抱えている」といわれています。
劣等感を拭うために自分で自分の話題を多く出し、周りから褒めてもらうことで自信を保とうとする。これがナルシストの心理です。そう考えると、自信たっぷりなはずのナルシストが嫉妬深いという矛盾にもうなずけますね。
ここからは、そんなナルシストの代表的な心理を5つ紹介します。
(1)褒められたい
「褒められたい」と思う気持ちは、ナルシストの代表的な心理です。
本当に自信のある人は、他人からどう思われようと関係ありません。しかし、ナルシストは人から褒められることで自信を保とうとするため、人からの評価をとても気にします。
ナルシストが自慢話をよくするのも、褒められたい心理の表れです。
(2)特別扱いをしてほしい
2つ目の心理は、「特別扱いをしてほしい」と思うことです。
褒められたい気持ちと似ていますが、少し違います。自分が特別であることや、自分にだけ与えられた特権があることを周りに認めてもらい、自信を保とうとするのです。
特別扱いをしてほしい気持ちから、過剰にわがままを言ったり束縛をしたりすることもあります。
(3)他人の目線が気になる
ナルシストは、他人から「どう見られるか」や「どう思われるか」を、とても気にします。
良く見られたいがために外見を整えたり、優しい人だと思われたいがために愛想よく振る舞ったり、“他人のため”ではなく“他人の目線を気にするから”こその行動を取ります。
また、自分が一緒にいる相手のこともナルシストは気にします。
「一緒にいて恥ずかしくない相手としか外を歩きたくない」と考えたり、「一緒にいると注目されるから」といった理由で付き合う相手を選んだりすることも少なくありません。