もうすぐ春、といっても、まだまだ体が冷える季節ですよね。冷え性は手足が冷える、身体が温まりにくいといった症状だけでなく、代謝が落ちてやせにくくなる、免疫力が低下する、生理痛や生理不順がおこる、肩こりや腰痛につながるなど、さまざまなトラブルの原因となりますので、早めに改善するのが望ましいです。そこで今回は、冷え性予防におすすめしたい食材や食べ方のポイントについて解説いたします!
冷え性の原因
血行が悪くなっている
冷え性の原因として、血行不良が挙げられます。体内の血液は心臓のポンプ機能によって全身に送られるのですが、血行が悪くなると体の末端まで血液が行き届きにくくなるため、手足に冷えを感じやすくなってしまいます。
冷たい物を多く摂っている
冷たい食べ物や飲み物を多く摂ると内臓の冷えにつながり、身体の中からひえることで冷え性の原因となります。
冷え性を予防・改善する食事のポイント
ビタミンEで血流をスムーズに!
ビタミンEには血流を促す作用があるので、手足などの抹消まで血液が流れやすくなり冷え性の予防・改善に役立つと言われています。
ビタミンEはアーモンドなどのナッツ類、アボカド、カボチャ、大豆などに多く含まれていますので、これらの食材が使われたメニューを選択したり、お料理に取り入れるよいですね。
鉄分を摂って貧血予防!
女性に多い貧血ですが、実は貧血も冷え性の原因となります。貧血になると血中ヘモグロビンが不足し、身体に酸素や栄養が充分に行き届かなくなってしまい、熱が産生されにくくなるため冷え性につながります。鉄分はレバーやカツオ、あさり、ほうれん草などに多く含まれていますので、食生活に取り入れてみましょう。
たんぱく質を摂って筋肉量アップ!
筋肉の材料となるのは、肉類や魚介類、卵、乳製品。大豆などのたんぱく質です。これらの食材は高カロリーで太りそうなイメージですが、筋肉量アップには欠かせません。
筋肉量が増える事で冷え性を予防・改善につながるのはもちろん、代謝がアップしやせやすく太りにくい「やせ体質」に近づく効果も期待できますよ。たんぱく質は1食あたり「指を含まない手の平1枚分の量」を摂るよう意識してみましょう。
温かい食べ物・飲み物で体の中から冷え性予防!
ダイエットや健康を意識している人ですと、野菜を摂るためにサラダを多く食べることが多いです。サラダなどの生野菜は手軽に食べられて便利ですが、冷たい食べ物ばかり食べていると内臓の冷えにつながります。
野菜を摂るときは、サラダだけに偏らず、温野菜や野菜スープ、煮物など加熱した野菜メニューも選択するとよいですね。また、冷たいメニューを食べるときは温かい汁物や飲み物を添えるなど、冷えないような工夫をしてみましょう。
まとめ
食事で冷え性を予防・改善し、寒い季節を乗り切りましょう!
いかがでしたか?
食べ方や食材の選び方のポイントを抑えることで冷え性改善に効果的な食事になります。
この冬はポイントを意識した食生活を送り、元気に乗り切っていきましょう!