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開放感とプライバシーを両立すみずみまで陽光が行き渡る光庭が導く心地よい空間

ダイニングテーブルは北欧のヴィンテージ。エクステンション付きで来客人数によって変更できる。オランダのスクールチェアをコーディネート。

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「早く炊けて、ふっくら美味しいですよ」と、ご飯はガスで炊く奥さま。あらかじめガス栓を設置した。

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鍋やフライパンもすっぽり入る、『AEG』の大型食洗機。「家事の時短には絶対的なアイテムですね。1回まわすだけで全て洗えますよ」(奥さま)。働くの主婦の味方である。

ご主人の念願だった“屋上”は、光庭に設置された階段でつながり、ダイニングキッチンの真上に位置する。スペースもダイニングキッチンと同じ13畳という贅沢な広さで、天気の良い日は富士山や東京タワー、東京スカイツリーをひとり占めできる。
夏場は大きなプールを置き、日焼けを楽しんでいるというご主人。「ぼくの部屋です(笑)」というほど、屋上で過ごす時間が長いと話す。
「夏場でも水だと冷たいのでは、という話になり、工事中に突然、お湯が出る仕様に変更してもらいました。大正解でしたね」と嬉しそうに話すご主人。その居心地の良さがますます屋上での滞在時間を延ばしているようだ。
夏休みには、奥さまの中学時代からの友人たちが子ども連れで泊まりに来るのが恒例行事に。ご主人が子どもたちのプールの監視員(?)と化し、奥さまたちは安心して光庭やキッチンまわりで話に花を咲かせているという。
光庭を介して程よくつながり、さまざまな居場所がある松村邸。外観からは想像がつかない、閉じつつも開放感のある空間で、家族それぞれの時間を楽しんでいる。

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人工芝を敷いた屋上。サッカーボールを蹴ったり、バーベキューをしたり。夏場は大きなプールを設置する。

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夏場に登場するビッグサイズのプール。奥さまの友人のお子さんたちがみんなで入っても余裕の大きさ。(写真/ご家族提供)

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光庭からダイニングを見る。階段を上がれば屋上に。

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中学2年の長男はすでに180cmを超え、学年で1番の長身に。決して小柄ではないご主人よりも大きい。

松村邸
設計 向山建築設計事務所

向山建築設計事務所

所在地 東京都世田谷区
構造 木造
規模 地上2階
延床面積 127.51㎡

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