座りっぱなしの時間が増えると、股関節はずっと縮こまったままで固まってしまいます。股関節周りを3方向から伸ばすヨガストレッチをご紹介します。
縮こまった股関節が姿勢を悪くする?!
座りっぱなしの時間が長く股関節をずっと曲げたままでいると、股関節周りの筋肉が縮こまったままで固まってしまうような感覚ありませんか?股関節周りが縮こまってしまうと、立ち上がった時にも前かがみのようになってしまい、姿勢が崩れる原因にもなります。座ったままの姿勢で長時間過ごした後は、股関節周りをしっかりとほぐして、伸ばしてあげましょう。
股関節を3方向からストレッチ!
股関節は、球関節(きゅうかんせつ)(ボールと受け皿の関節)といわれ、前にも後ろにも横にも自由自在に動かせます。その代わりどちらの方向にも動かせるように複雑に筋肉が入り組んでいます。そのため、1つの方向に筋肉を伸ばしただけなく、全体を伸ばしていくのが効果的です。
股関節の内側~裏側をストレッチ
上体を起こしながら行います。★のところにストレッチが入るように足の位置を調整しましょう。
体の前で手のひらを合わせると上体が起こしやすくなります。
股関節の前側のストレッチ
足を後ろに伸ばして、★印の股関節の前側が心地よく伸びるのを感じられる位置に調整しましょう。
心地よい人は、両腕の肘をつくと、さらにストレッチを深められます。
股関節の外側のストレッチ
片足を立てて、股関節を伸ばしたい方の脚をまっすぐ伸ばします。
★印のあたりの股関節の外側のストレッチを感じられる位置に足を調整しましょう。
ライター/伊藤香奈
ヨガビジネスアドバイザー、ヨガインストラクター、ヨガライター、会社員。ハワイでヨガインストラクターの資格を取得後、ヨガマットブランドにて新規ヨガイベントの立ち上げや新人講師発掘オーディションのプロデュース責任者等を歴任。800人以上のインストラクターと出会い、現在ヨガ雑誌やイベントの第一線で活躍するインストラクターを数多く育成・輩出する。2017年にヨガインストラクターのビジネスサポートを行う「ヨガビジネスアドバイザー」として独立。ビジネス講座やマンツーマンのコンサルティングを通して、ヨガインストラクターの活躍を裏から支えている。Instagram:@itokana45