まだ外出を控えめにしていて家にいる時間が長い今、普段なかなか手が回らない靴のお手入れなどができるチャンス。とはいっても、スニーカーなどファブリック素材の靴を丸洗いするのは面倒だなと感じてしまう方も多いかもしれません。そこで、ブラシやスプレーを使うだけでできる簡単なお手入れ方法をご紹介します。
家にいる時間が長い今、簡単なシューケア方法をマスターしよう
忙しく過ごしていると、なかなか靴のお手入れをする余裕がない…。そんな方も、外出を控えている今は普段あまりできないことを行うチャンスです。特にファブリック素材の靴は梅雨の時期は出番が減っても夏には再度履きたくなるアイテム。今のうちにケアして、きれいな状態で履けるようにしませんか?
スペイン発のシューズブランド「CAMPER(カンペール)」は、ブラシやスプレーなどを使うだけで汚れを落とし、ケアすることができる方法を紹介しています。3ステップで簡単に行えるので、ぜひこの機会に挑戦してみてください。
表面に付いた汚れを落とすブラッシング
まずは、靴の表面にブラシをかけ、ホコリや汚れを落としていきます。縫い目やアッパーとソールの境目などには汚れが残りやすいので、念入りにブラッシングしましょう。この段階で表面の汚れをしっかり落とせば、次のステップのケア効果が高まるのだそう。
CAMPERのおすすめするブラシは、ほどよい硬さのある豚毛を使った「CARE BRUSH」。コンパクトサイズで女性の手にも持ちやすく、小刻みに動かせるので、細かな部分の汚れを落としやすくなっています。
CARE BRUSH 700円(税別)
スプレーとクロスで生地に染み込んだ汚れを落とす
続いてはクリーナーのスプレーを使い、ブラシでは落とせなかった汚れを取り除きます。
スプレーを靴から20cmほど離し、ポンプを短めに何度か押しながら溶剤を全体に吹きかけたら、きれいなクロスで馴染ませてください。汚れているところはクロスで軽くこすって落としていきます。
乾燥したら、マイクロファイバー製のクロスで乾拭きをしてください。
CAMPERの洗浄&ケア用のスプレー「CLEAN AND CARE」は、天然の竹から抽出したエキスを配合。クリーニングと保湿ができるローションとなっていて、汚れを落としつつ生地に栄養を与えることもできます。
クロスに使いたいのは、グローブ型クロス「POLISHING GLOVE」。ケア用品など溶剤を塗り伸ばすためのタオル地の面と、乾拭きや革の艶出しに使えるマイクロファイバー面があり、1枚で2役をこなします。ローブタイプなので手が汚れにくく、洗濯も可能です。
CLEAN AND CARE 2,000円(税別)
POLISHING GLOVE 1,000円(税別)
防水スプレーでコーティングし、汚れの予防も
最後の仕上げに、防水スプレーでコーティングします。スプレーを水平にし、20cm程度離したところから、全体の表面が少し湿るぐらいまで吹きかけて完了です。
CAMPERの防水スプレー「NANOPRO」は、ナノ化されたフッ化炭素樹脂とシリコンオイルを配合。ホコリや汚れを水滴とともに落とす、防水と防汚効果を長く持続させてくれるのだそう。ファブリックや革、起毛革、ゴアテックス素材にも使用可能です。
NANOPRO 2,300円(税別)
お気に入りの靴をいつでも気持ちよく履けるように
CAMPERのサイトには、ファブリック以外にも革や起毛革(スエードやヌバックなど)の靴のお手入れ方法と、おすすめのケアグッズも紹介されています。貴重なお出かけの時間をより楽しめるよう、お気に入りの靴のケアを定期的に行ってみてはいかがでしょうか?
photo / CAMPER
CAMPER(カンペール)