「パンが好きだけど太るから」という理由で、ダイエット中は我慢している人もいるかもしれません。でも、選び方さえわかればダイエット中でもおいしいパンを食べることができます。
今回は、パンが太ると言われる理由と、太りにくいパンの選び方についてご紹介します。
パン大好き!ダイエット中でもパンが食べたい!
太るとわかっていても、パンが好きすぎて我慢できない人も多いのではないでしょうか?ダイエット中は我慢も必要ですが、我慢ばかりじゃストレスがたまってしまい、かえってダイエットが成功しにくくなってしまいます。
そこで今回は、「ダイエット中でもパンが食べたい!」という人のために、太りにくいパンの選び方について解説します。大好きなパンを我慢しなくても、ダイエットを成功させることはできますよ。
ダイエット中にパンを食べると太る?
スーパーのパン売り場や、パン屋さんの前を通りかかると、いい香りが漂ってきて誘惑されてしまいますよね。パンは太るイメージがありますが、太りやすいNGパンを避ければ、必ずしも太るとは限りません。
パンが太りやすいと言われる理由
パンが太りやすいと言われる理由は、砂糖やバターを大量に使用しているからです。味があまりない食パンでも、カロリーはかなり多め。
そして、もう1つの理由はパンに含まれる糖質の多さです。パンはGI値の高い食品で、血糖値が急上昇することで脂肪がつきやすくなると言われています。
さらに、パンと一緒に食べるものが油っこい食べ物だったり、パンにジャムやマーガリンを塗ったりすることで、さらに高カロリーになります。
でも大丈夫!パンの選び方を間違えなければ、太りにくくなります。
太りやすいNGパンはどれ?
では、太りやすいNGパンとは、どれなのでしょうか?
おもに、砂糖やバターを大量に使っているパンや、白くてやわらかいパンが太りやすいです。油で揚げているパンも、見るからに高カロリーですよね。
たとえば、クロワッサンやデニッシュなどは砂糖やバターが大量に使われていますし、ふかふかの食パンはGI値の高いパンです。また、揚げパンやドーナッツ、あんパンやクリームパンも太りやすいパンの定番です。
ダイエット中でも食べられる「太りにくいパン」の選び方
では、ダイエット中でも食べられる「太りにくいパン」の選び方についてご紹介します。
白いパンより「茶色っぽいパン」を選ぶ
太りにくいパンの選び方は、色で見分けることです。白いパンはGI値が高いですが、茶色っぽいパンはGI値が低め。たとえば、以下のような茶色っぽいパンなら太りにくいでしょう。
・全粒粉パン
・ライ麦パン
・玄米パン
白いパンは小麦の内側だけを使用しますが、全粒粉パンは小麦の外皮も使用します。いわゆる「ふすま」のことで、ブランパンやふすまパンとも呼ばれています。
また、ライ麦パンは小麦ではなく「ライ麦」を使ったパンのことで、食物繊維やミネラルが豊富な栄養価の高いパンです。
さらに玄米パンは、小麦粉に玄米が含まれているパンのこと。玄米は完全栄養食と呼ばれるほど栄養価が高いため、ダイエット中に食べても太りにくいパンと言えます。
具はタンパク質や野菜の多いものを選ぶ
サンドイッチやコッペパンなど、具が入っている総菜パンを食べるなら、タンパク質や野菜の多いものを選ぶようにしましょう。
パンは糖質なので吸収しやすく、脂肪になりやすい栄養素です。しかし、肉などのタンパク質や、野菜などの食物繊維が含まれているものと一緒に食べると吸収しにくくなり、脂肪がつきにくいと言われています。
また、野菜にはビタミン・ミネラルも豊富に含まれているため、栄養が偏りがちなパン食でも栄養バランスの良い食事を摂ることができます。