(2)やるべきことはあるのに、やる気が出ない
目の前にやるべきことはあるものの、「やりたくない」「全然やる気にならない」とき、私たちは焦りを感じます。やることは分かっているのに、動けない自分に対してイライラしてしまうのです。
(3)プレッシャーを感じている
周りからの期待に応えたい、むしろ応えなければならない、といったプレッシャーがあるときも焦りを感じます。
設定しているハードルが高過ぎると、「今の自分にできるだろうか」と、不安な気持ちが生じやすくなります。
(4)想定外の事が起きた
自分の思う通りに進められるときはいいですが、想定外のトラブルが起きたときに冷静さを失ってしまう人は多いです。自分が対応できる範囲を超えていると思うと、焦ってパニックになってしまいます。
(5)理想と現実にギャップがある
例えば「30歳までに結婚」「恋愛も仕事も充実している私」というように、理想の自分を思い描いていていたのに、現実との間にギャップがあるときも「こんなはずじゃなかったのに」「なんでうまくいかないの」と焦りを感じます。
(6)周りと比べ過ぎている
「周りはどんどん彼氏ができているのに、私だけまだいない」というように、置いていかれたような気分になったときや、「なんで私だけうまくいかないんだろう」と将来に対する不安が芽生えたときは焦燥感に駆られやすくなります。
(7)不安を煽る情報に触れている
テレビやネットなどで「こんなに恐ろしいことが起きました」などの不安や恐れを煽る情報にたくさん触れていると、「どうしよう」「怖い」と不安に飲み込まれてしまうことがあります。
(8)将来に対する漠然とした不安がある
自分の将来に対する漠然とした不安や恐れがあるけれども、こうなりたいという具体的なイメージが無いときは、「このままでいいのかな」と気持ちばかりが焦ってしまいがちです。
焦燥感に駆られたとき。焦りを解消する対処法とは
では、焦燥感を感じたときはどのように対処をすればいいのでしょうか。焦りを緩和させる方法を紹介します。
(1)やるべきことを箇条書きにする
時間に追われているようなときは、やるべきことを紙に箇条書きしてみましょう。「これだけやればOKだな」と視覚的に分かるので、それだけでも焦りがトーンダウンする効果があります。
(2)漠然とした焦りは整理する
漠然とした焦りは、実体以上に不安が膨らみやすいので、焦りの正体を突き止めましょう。
何に不安を感じているのかを具体的に紙に書き出し、それに対して今から行動できることを3つ程度書き出します。やるべきことが見えるだけでも心は落ち着きを取り戻します。