(2)笑顔を心掛ける
人間は、楽しくなくても口角を上げていると脳が楽しいと錯覚して面白さや楽しさの感情が増えることが分かっています。
自分の気持ちはある程度、行動でコントロールすることが可能なのです。
(3)「ホウレンソウ」を意識する
ホウレンソウとは仕事における業務遂行の基本である「報告・連絡・相談」の略です。
人は嫌いな人のことを無意識に避けてしまうもの。そのために、実は必要な連絡さえもおろそかにしていて人間関係にさらなる溝を生じさせていることもあります。
嫌いな人だからこそホウレンソウ。心掛けてみてください。
それでもうまくいかないなら。社内での孤立を気にしない考え方
前述した方法を試してみても、うまくいかないこともあるでしょう。
もし、何らかの理由ですぐに仕事を辞めたり、異動したりといったことができない場合、人間関係に悩みつつも、そこで仕事をしていかなくてはなりません。
その場合の気の持ち方もお伝えします。
(1)仕事に集中する
自分の仕事に集中しましょう。仕事に集中すれば他人の言動が気になることも少なくなりますし、何より自分のスキルアップや集中力アップにつながります。
さらに自身の能力に自信が持てるようになれば、いざというときの転職活動にも自信が付きます。
(2)相手を俯瞰的に見つめる
いじめやハラスメントをしてくる人を客観的に観察してみましょう。始終イラついていたり、気分にムラがあったり、どこか満たされていない様子が見えると思います。
他人を攻撃する人は寂しい人なのです。ここに気付くとむしろ憐れみの気持ちさえ湧いてくるものです。
(3)気晴らしを持つ
気持ちの切り替えができる趣味などを持っておきましょう。
不快感情から頭を切り替えてリフレッシュする効果はもちろん、場合によっては、仕事は趣味を充実させるためのツールだと割り切った考え方をすることもできます。
(4)職場以外の居場所を作る
職場以外に居場所を作りましょう。趣味のサークルや学生時代の友人など複数の仲間だけでなく、家族・恋人・親友といった小さな関係性でも構いません。
人は孤独が深まると精神的に追い込まれてしまいます。私の居る場所はここだけではない、という支えを持つことが大切です。