(7)聞き上手
聞き役としても有能です。他人の話を聞いて、そこから判断材料を引き出すのに長けています。自分の話をしゃべり過ぎない傾向にあります。
(8)トラブルは事前に回避する
ここも重要です。勘がいい人は「トラブルの対処がうまい」のではありません。どちらかというと「あらかじめトラブルを避けるのがうまい」のです。
(9)ステレオタイプにとらわれない
先入観に惑わされません。他人の意見や、周りのムードに流されないのです。ちゃんと自分の思考に沿って判断をします。いわば、自分の勘に自信があるということです。
(10)嘘に敏感
すぐ嘘に気付きます。他人の嘘や、社会の嘘にピンとくるわけです。なんとなくどこかおかしい──という、普通は見過ごしそうなことにも勘が働くのですね。そもそも「勘は自分を守るために働かせるもの」だからです。
勘がいいことのメリットとデメリット
次は、勘がいいことのメリット、デメリットを考えてみましょう。新たな気付きがあるかと思います。
メリット
(1)仕事で成果を出すのが早い
とにかく仕事で結果を出せます。先程も述べたように、理屈をすっ飛ばしてパッと正解が分かるからです。
また仕事では、そのスピード感での判断が求められる場面もたくさんあるので、おのずと昇進にもつながっていくのです。
(2)相手の気持ちが分かる
他人の心を察することができます。
友人関係や、恋愛関係など、うまく事を運べるでしょう。そして相手の心が分かると、モテるわけですね。いろんな意味で。
(3)トラブルの少ない人生になる
トラブルを避けられます。
その優れた勘で、あらゆるトラブルを避けられるのです。ご存じのように、人生は思わぬ衝突の連続です。それを避けられるのはメリットでしかありません。
(4)リスペクトされる
周りからの尊敬も勝ち取れます。
人間には、自分にできないことをする人物をリスペクトするという本能があります。よって、持ち前の勘の良さを見せて結果を残すうちに、いつの間にか尊敬を集めている状態になるのです。