(5)お大事になさってください
例えば、上司が入院している場合。
「ご回復に向けて頑張ってください」よりも「お大事になさってください」の方がいいでしょう。
・どうぞお大事になさってください。一日も早いご回復を願っております。
・くれぐれもお大事にお過ごしください。お帰りになる日まで、みんなで協力して頑張ります。
対面では、笑顔で話したり、ガッツポーズをしたりと、言葉以外の要素を加えることができます。
ところが、メールで書く場合は相手の顔が見えません。言葉だけが頼りです。
上記のように祝福や応援の気持ち、より良い未来への希望を感じさせるような表現で、プラスのイメージを伝えたいですね。
ふさわしい使い方を知り「心のこもったメッセージ」を
私自身は、目上目下関係なく、「頑張ってください」と言われたら「ありがとうございます。頑張ります」と元気に答えたいと思っています。
「頑張って」が本当に必要な場面で使われて、相手の気持ちをパッと明るくできればいいですよね。
そのためにも、ビジネスシーンでのふさわしい使い方を知り、心のこもったメッセージを届けられるように日頃から心掛けたいものです。
(前田めぐる)
※画像はイメージです