3. 蓋をして弱火に
ひっくり返して2~3分焼き、表面をしっかり焼き固めたら、弱火にして蓋をしましょう。蓋をすることで、パティの中まで火が通りふっくら仕上がります。先に表面を焼き固めるのは、肉汁や旨みが逃げてしまうのを防ぐためです。
ちなみに真ん中の穴は火の通りをよくするために空いています。実際に焼いてみるとわかりますよ。
4. 押して肉汁が透明ならOK
蓋をして5分ほど焼くと、だいぶ火が通り、ほぼ焼きあがった状態になると思います。試しにターナーなどで軽く押してみてください。透明な肉汁が出てくれば中まで火が通っている証拠。もし肉汁が赤ければ、もう少し焼き時間を足してください。
焼き時間は両面合わせて15分ほどになりますが、極厚パティでもフライパンで焼けちゃうんですね。
しっかり焼けるプチ裏技
ここまで極厚のパティだと中まで火を通すのは大変。時間もかかるし、なにより生焼けが心配です。そこで使える裏技を伝授!肉を焼いている途中で休ませ、余熱で火を通す方法です。
肉汁が逃げてしまわないようまず両面焼いてからパッドなどに取り出しましょう。数分休ませたら再度フライパンへ。数回繰り返してもよく、唐揚げなどにも使える裏技ですよ。
肝心の味はどう…?
見た目がよく、コストパフォーマンスも最高で、赤身率は88%。ここまでほぼ完ぺきな「100%ビーフパティ」ですが、問題はなんといっても味ですよね。味がよくなければいくらお買い得でもリピートはないも同然。
でも、さまざまなコストコ商品を試してきた筆者は期待していますよ。
赤身ステーキのような強い旨みに感動
きれいな色と断面を見てください!中はロゼ色ですがしっかり火が通っています。みっちり詰まったミンチ肉の塊で、やわらかいハンバーグとは別物。つなぎが入っていないので、まるで赤身ステーキのような味わいです。噛みしめると牛肉の赤身の旨みがあふれます。
この味わいで100g118円とは驚きです。好みのソースをかけてもいいし、ブランデーでフランベしてもいいかも!シンプルなのでいろいろアレンジできそうです。なるほど、人気の秘密はそのあたりにあるのかもしれません。
おすすめのアレンジレシピ
おうちで本格的。「100%ビーフパティのハンバーガー」
おすすめは、なんといってもハンバーガーです。「100%ビーフパティ」があれば、誰でも簡単におうちで本格的なハンバーガーが作れますよ。コストコではバーガー用のバンズも販売されているので、一緒に買えば帰宅してすぐに楽しめます。
直火や炭火で焼けば、さらにお店の味に近づくと思います。おうちBBQにもおすすめですよ!
夏にぴったり「お肉たっぷりキーマカレー」
もちろん、通常のひき肉と同じように調理できます。パティを崩してから炒めてみましたが、まったく問題なし。ひき肉料理の定番、キーマカレーがおいしく作れました。ほかには、ミートソースや麻婆豆腐などアレンジできる料理がたくさんあります。
それこそ、つなぎと玉ねぎを加えてハンバーグを作ってもいいですよね。
正しい冷凍保存の仕方
「100%ビーフパティ」は解凍肉です。生のまま冷凍すると再冷凍することになってしまいます。衛生的にも味落ちを防ぐためにもぜひ焼いてから冷凍しましょう。解凍するときは、レンジで1分~1分30秒ほど温めてくださいね。
パティのまま焼いて冷凍してもアレンジできます。解凍してから崩して使えばいいのです。とっても便利ですよ!筆者はすでににチャーハンとオムレツに活用しました。使い勝手がよくて手放せなくなりそう。
それに、塊にまま焼いているためか、旨みがそのままキープされているようです。冷凍してもおいしくいただけました。