なつかしい味わいの和風カレー
とろみこそ少ないものの、見た目は完全にカレーそのもの。ごはんの湯気にのってお腹がグゥとなりそうなカレーのいい香りが漂います。
旨みが凝縮されたカレーペーストは、少量でごはんがどんどん進む優秀なごはんの供。カレーのスパイシーさがありながら、野菜の甘みやみそ独特の風味が感じられ、どこか懐かしい味わいです。
ごはんにのせるだけでカレーが味わえるので、忙しい朝にもぴったり。水分が少ないのでおにぎりの具にも活用できるすぐれものです。
2位. アコメヤ「鰤と梅干しのカレー」
日本のお米に合うカレー 「鰤と梅干しのカレー」540円(税込)
惜しくも2位にランクインしたのは、アコメヤが「スパイスカフェ」のシェフ、伊藤一城氏と手を組んで開発した、「日本のお米に合うカレー 鰤と梅干しのカレー」。
日本の食材と出汁を組み合わせ、より日本のお米に合うよう開発されました。鰤と梅干しをカレーの具材に選ぶという斬新な発想も目を引きますが、その味わいにも驚きました。
カレーと梅の意外な相性がクセになる!
梅干しを使ったカレーを食べるのは初めてでしたが、さっぱりとさわやかで一切違和感がありません。ごはんと梅干しの相性のよさはすでに誰もが認めるところですが、出汁を使うことでカレーと梅干し、梅干しカレーとごはんを上手くつなげてくれています。
カレーに入ることで鰤のクセもすっかりと抜け、旨みに変化。当初は異色の組み合わせおそるおそるの試食でしたが、実際のおいしさとのギャップに株がグッと上がったアイテムです。
1位. アコメヤ「のせのせバターしょうゆ」
数々のごはんの供を口にしてきた筆者が、その存在を知った瞬間「これは罪だわ……」と思わずうなったのがアコメヤの「のせのせバターしょうゆ」。バターとしょうゆをごはんにのせると聞いただけで罪なのに、なんとにんにくやオニオンフレークまで入っているという魅惑の逸品です。
バターを調味料に使おうと思った着眼点が新しく、使い勝手のよさと外さないおいしさで堂々の一位に輝きました。
とにかくごはんが止まらない!
刻んだにんにくとガーリックフレークにしょうゆの風味が付き、バターが合わせてあるのですが、バターなのに固まっていないという点が高ポイント。常温保存アイテムなのでバターがサラッとしており、ごはんにのせるとじんわりしみ込むしみ込む……。
にんにくのパンチとバターの芳醇な香りが口いっぱいに広がり、気付くと次のひと口を口に運んでいます。とにかくごはんが止まらない!にんにくとオニオンフレークのバランスも絶妙で、シャキシャキとした小気味よい食感がより食欲を刺激。
バターなのに油っぽさが一切なく、さらっとぺろりとごはんを平らげてしまえる、魅惑のごはんの供です。
最強ごはんのお供で楽しい食卓を
この記事ではご紹介した5品はどれもレベルが高く、悩みに悩んでランキング化しました。