お笑いコンビ・EXITのりんたろーがツイッターで介護の心構えを語った。前向きな言葉に、ファンから感謝や共感の声が相次でいる。
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お笑いコンビ・EXITのりんたろー。が17日にツイッターを更新。介護への心構えを語り、ファンから感謝と共感の声が相次でいる。
■泣きながら電話をかける祖母
8年間介護のアルバイトをしていたりんたろー。ツイッターに「おばあちゃんが何日の何曜日かわからなくて、泣きながら電話をかけてくると母が大騒ぎ」していると投稿した。
そんな時、りんたろー。は「『僕もわからないよ』『そのうち思い出すよ』『そんなに曜日が重要?』『職員さんが教えてくれるよ』」など適当な言葉をかけるという。
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■「認知と共に楽しく生きよう」
さらに「介護って良い意味で適当さが重要。一緒に落ちたら共倒れ! 認知と共に楽しく生きよう」と介護に対する前向きな言葉をつづった。
また「年を取ると季節が分からなくなる」というファンのコメントに対して、「顔を上げて、空気を吸って、肌で感じてその時感じたものが季節です」と返信した。
■介護経験者から共感の声
りんたろーの前向きな投稿には「とても参考になるよ。ありがとう」「りんたろー。さんの明るくて優しい言葉に心が救われました」と感謝のコメントが相次でいる。
またりんたろー。と同じ介護経験者からは、「よく分かります。適当って大事ですよね」「正面から向かいすぎると本当、共倒れしちゃう。テキトーも大事です!」など共感の声が寄せられた。
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■2割が「介護経験あり」
ちなみに厚生労働省によると、要介護認定者数はこの17年間で約2.90倍になり、年々増加傾向にあるという。また、しらべぇ編集部が全国の20〜60代男女1,365名を対象にした調査では、男女とも2割弱が「親族の介護経験がある」と回答していた。
介護と無縁で居続けることが難しい現代だからこそ、りんたろー。のポジティブな言葉が、多くの人の助けになっているのかもしれない。
(文/しらべぇ編集部・大五郎)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年9月23日~2016年9月26日
対象:全国20代~60代の男女1,365名(有効回答数)