要介護の祖母がいる設定
女性陣にヒアリングすると、いまだに「そんなんじゃ結婚できないぞ(ドッ!)」系のイジリをしてくる上司がいるという。
そんな老害勢をブロックするために「要介護の祖母がいる」等の設定を作っておくと便利。
そうすれば「今は結婚とか考える余裕がなくて」と返せるし、飲み会をパスしたい時も「今日は祖母の病院に行くので」と断れる。
「ストップ! イジり」とみんなで声を上げよう
先述したように、イジり加害者は言い返せない相手を狙う。よってイジメと同様、イジりも周りが無視しないことが重要だと思う。
女友達がこんなエピソードを話してくれた。
職場でおじさん部長が若手の女性社員に「今日も旦那と子作りするのか(笑)?」と言った時、男性の先輩が「それセクハラですよ」と注意したそうだ。すると部長はバツが悪そうな顔になり、それ以降、その手の発言を控えるようになったという。
友人いわく「その先輩は夫婦で不妊治療をしていたから、自分事として考えられたのかもね」とのこと。
彼女の「悔しいけど、女の私が注意しても『○○さんは怖いなあ(笑)』と茶化されたと思う。男尊女卑がしみついたおじさんって、男の話しか聞かないから」という言葉に「それな!!」と膝パーカッションし過ぎて皿が割れた。
膝がいくつあっても足りないぐらい、我らがヘルジャパンは男社会だ。だからこそ、男性も積極的に声を上げてほしい。
「ストップ! イジり」とみんなが声を上げれば、世の中を変えていけるはず。私もイジり撲滅を目指して、ハシビロコウ顔で膝の強度を上げたいと思う。
(文:アルテイシア、イラスト:若林夏)
※次回の#女子を困らせる人は「ナンパする人」。10/22(木)公開予定です!