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[10/19〜10/25の運勢]10月4週目の運勢はどうなる?SUGARさんが贈る12星座占いをチェック!

占い

isutaでは今週も、SUGARさんが贈る週間占いを配信。

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2020年下半期の運勢も配信しているので、こちらもぜひチェックしてくださいね♡

2020年下半期の運勢

今週のおひつじ座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

現実はゆらぐよゆらぐいつまでも

今週のおひつじ座は、何かが心の琴線をビュンビュンとならしていくような星回り。

「かなしさや釣りの糸ふく秋の風」(与謝蕪村)という句で使われている「かなし」が意味するのは、「sad(悲しい)」だけではありません。愛する、慈しむという意味での「愛(かな)し」、そして見事だとか感動したという意味での3つの意味が同時に込められているのです。

昔の人は仕方ない、避けられないことを「かなしい」という言葉に込めてきました。掲句でも、他の生物を殺すことでしか存在しえないという人間の根本的矛盾、これが悲しいのであり、さらに糸を介して生きるものと死ぬものとが接していて、その境界線を秋風が吹きぬけていくことでそれが初めて心の琴線に触れていく。それが「愛(かな)し」ということなんです。

今週のあなたもまた、単純に楽観的でも悲観的というのではない、何か自分が今後も存在していくことにまつわる複雑な感情をしみじみと感じ入っていくことになるかもしれません。

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今週のおうし座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

企てながら、投げ込まれ

今週のおうし座は、過去の足跡から未来の方向性が開けていくような星回り。

哲学者のマルティン・ハイデッガーは、自由意志とは関係なく、否応なしに既に舞台世界に投げ込まれ、演技してしまっていく側面を「被投性」と呼びました。一方で舞台上の文脈や約束事を暗黙裡に察知して、仕事を企てていくことを「投企」「企投」と呼び、役柄を舞台世界に即しながら演じ込んでいく在り方を「被投的投企」と呼んだのです。

どこかで「これは単なるお芝居さ」などという想いがよぎれば、一気に足は止まります。つまり被投的投企を続けていくためには、必ず「これはお芝居である」という覚醒を抑えるだけの<眠り>が必要になってくるということ。

今週のあなたは、どうもそうした<眠り>がより深く強くなっていく傾向にあるようです。いつか終わりのくる熱演の時間ですが、いかにそこへ入り込んでいけるか、俳優としての真価が問われてくるタイミングと言えるでしょう。

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今週のふたご座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

息やすらかに手は休めず

今週のふたご座は、さりさりとただ恬淡と生きていくような星回り。

「柿むいて今の青空あるばかり」(大木あまり)という句は一見単純なように見えますが、この句に命を与えているのは、前五の「柿むいて」の無作為性でしょう。つまり作為的なにおいが一切なく、ただ手慣れた手つきでさりさりと、何の思い入れもなく柿をむいているだけ。

そして、そんな手元のとどこおりのない手さばきとは別に、窓の向こうに「今の青空」が広がっている。だから何だという訳ではないのですが、「あるばかり」とはそういう情景のことなのではないでしょうか。

そこにスッーっとした静かで深い呼吸のようなものが通っている訳です。今週のあなたもまた、自分なりの「柿むいて」の境地を模索してみるといいでしょう。

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