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[20代~50代]お金の貯め方をFPが解説!結婚から老後資金まで出費の目安も解説

節約・マネー

結婚や出産など、これから様々なライフイベントが目白押しです。ライフイベントにはお金がかかります。今回はそんなライフイベントにかかるお金とその貯め方をファイナンシャルプランナーの丸山晴美先生に教えてもらいます!

結婚や出産など、これから様々なライフイベントが目白押しです。ライフイベントにはお金がかかります。今回はそんなライフイベントにかかるお金とその貯め方をファイナンシャルプランナーの丸山晴美先生に教えてもらいます!

目次

<お悩み内容>今後どんなことにいくらかかるのか、またその貯め方を教えて

今はなるべく生活費を切り詰める生活をしていますが、今後、どんなことにいくらかかるのかよくわかりません。考えると不安ばかり。いくらかかるのか、その目安となる金額と、どうやってお金を貯めればいいのか教えてください。

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(医療事務関連勤務・29歳)

【PROFILE】
最近、友達の結婚式に出席したばかり。自分にはまだ恋人がいないので先のことだが、挙式に必要なお金はない。給料は日々の生活でいつのまにかなくなっているので、将来を考えると不安しかない。

<アドバイス>人生に3回ある貯めどきを利用して積立定期などでお金を貯める

今後の人生において、いつどんなライフイベントがあり、いくらくらいかかるのか知っておくことは、とても大事なこと。なぜなら、事前にわかっていれば、そのためのお金を前もって準備することもできるからです。ライフイベントは、結婚やマイホーム購入、そして子育てなど、比較的大きな出費があるものばかり。このようなまとまったお金は、一日二日で用意することは難しく、用意できなければ、規模を縮小させたり、場合によってはローンを組まざるを得なくなることも。そうならないために、人生に3回ある貯めどき[独身のとき、DINKs(ダブルインカムノーキッズ)のとき、子どもが巣立ったあと老後を迎えるまで]に集中して貯めることが肝心です。

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<ライフイベントとお金の貯め方>20代:社会人デビューのとき

■就職やひとり暮らしなど初のライフイベント

大学を卒業して就職したり、あるいは親元を離れてひとり暮らしを始めるなど、社会人デビューする人が多いはず。就職する際には、スーツなど仕事用の洋服代や交際費も必要になるので、初任給をもらうまで、生活費約20万円は用意しておきたい。

ひとり暮らし▶約50万円必要

家賃は手取り収入の3割以内に。もし家賃6万円の場合、家賃の4カ月分(敷金2、礼金1、仲介手数料1)に、引っ越し代や家具・家電代なども加えて、ざっと約50万円は必要かも。

<ライフイベントとお金の貯め方>30代:結婚・出産・住宅購入の時期

■出産までのDINKs時代の貯蓄がカギ

出産、マイホーム購入など、大きな出費のあるライフイベントが目白押し。共働きならどちらかの収入で生活し、一方の収入は貯蓄にまわすなど、夫婦で必死に貯蓄に励むことが大切。

結婚&新生活準備▶ひとり約300万円必要

挙式や新居の引っ越し費用などで、それぞれ約300万円は必要。毎月の積立定期やボーナスで年間100万円貯めることを目標に。恋人時代にお金の価値観をすり合わせることも大切。

出産▶約50万円必要

分娩や入院の費用、出産準備などで約50万円は用意したい。夫婦の共通口座を作って、毎月2万円ずつ積み立てをしていけば、約2年で貯めることができる。

マイホーム購入▶約4,000万円必要

最低でも物件価格の3割の頭金は用意しておきたい。頭金は、勤務先に財形貯蓄制度があれば住宅財形の利用が◎。

マイカー購入▶約300万円必要

夫婦の共通口座で、毎月5万円を貯めていけば、5年後には約300万円のマイカーを手に入れることができる。

<ライフイベントとお金の貯め方>40代:教育費にお金がかかる

■生まれたときから学資保険などで備える

子どもの教育費は、ケース・バイ・ケース。たとえば、中学から大学まで私立に通わせた場合、ひとりあたりの教育費が約1,600万円と言われている。当然、ふたり目も同じように通わせたらその金額は倍になる。

大学卒業までの子育て費用▶約2,500万円必要

生まれたときから大学卒業まで、子どもをひとり育てるのに、約2,500万円必要。多くは大学の費用なので、出産と同時に学資保険などで積み立てを。足りないときは奨学金や教育ローンなども検討を。

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