毎日のちょっとした習慣から、からだがカチカチにかたくなっていませんか?からだをほぐして柔軟にすることで、いろいろな良い効果が期待できます。お家エクササイズで、カチコチからだから卒業してみませんか?
からだをほぐしましょう
毎日の生活でからだがカチカチになっていませんか?
最近ではパソコンやスマホを長時間見る機会が増え、悪い姿勢のまま過ごすことが増えました。それだけではなく、座り方、鞄の持ち方、立ち方などのちょっとした習慣からも姿勢は悪くなりがちです。
姿勢が悪いと筋肉が凝り固まってしまい、動きが悪くなります。固まった筋肉に内臓は押しつぶされて、動きも悪くなります。エクササイズでからだをほぐすと、だんだんと姿勢が正しく整います。筋肉や骨の動きがスムーズになり、内臓は正しい位置に戻ります。
骨盤まわりをほぐす効果
骨盤まわりをほぐすと、押しつぶされて下垂していた内臓がもとの位置に戻ってきます。これがポッコリお腹の解消につながります。また、今まで凝り固まって動いていなかった骨盤まわりの筋肉や骨が正しく動き出します。
今回ご紹介する「骨盤ねじり」で脇腹をストレッチしてほぐすと、特にお腹まわりや肋骨の可動域が広がり、呼吸が深くできるようになります。呼吸がしっかりできると、血流がよくなり、酸素をからだのすみずみまで送ることができます。
すると、からだの細胞はエネルギー代謝が活発になり、からだ全体の基礎代謝が上がります。また正しい呼吸をすると、それに伴い内側の筋肉が動くので、インナーマッスルを鍛えることにもつながります。
「骨盤ねじり」3ステップ
ステップ1
まず両脚を伸ばして座り、右膝を立てます。
ステップ2
左腕を右脚の外にまわし、息を吸って背筋を伸ばす。このとき、右手は少し後ろに引く。
ステップ3
息を吐きながら体を右にねじります。
反対側も同様に行います。
「骨盤ねじり」のポイント
動きに合わせて深く呼吸しましょう
ステップ2では息を吸い、ステップ3では息を吐きながらねじります。最後のポーズで、3~5回ゆっくりと呼吸します。正しくポーズすることに集中しすぎて、呼吸が浅くならないようにしましょう。
からだの中の軸を意識しましょう
からだの真ん中に1本棒があるようにイメージをし、背筋をまっすぐ伸ばします。ねじるときもそのイメージを持ち、なるべく背中が曲がらないようにしましょう。
伸びている部位を意識しましょう
ステップ3では、急にねじると筋肉を痛めてしまうので、ゆっくりとねじって伸ばします。横腹がしっかり伸びていることを意識しましょう。