年末が近づいてくると気になるのが家中の大掃除。ただでさえ忙しいのに、今から憂鬱になっている方もいるのでは? そこでカンタンにすぐできる、お掃除テクニックを家事の達人がご紹介! 「年末の大掃除はもう必要ありません」とおっしゃる「タスカジ」のミホさんが、2つのアイテムを使った冷蔵庫内のお掃除の仕方をご紹介します。
冷蔵庫内が今すぐキレイになる!必需品はこの2つ
キッチンウェットダスター 重曹プラス(セリア)
ドーバー パストリーゼ77
冷蔵庫内は食品や調味料などの汚れがつきやすいですよね。そんな場所に大活躍するのが「キッチンウェットダスター 重曹プラス」です。すでに重曹水が含まれているダスターを使えば、油汚れなども力を入れずにサッと拭くだけでキレイになるんですよ。キッチンのあらゆる場所に使えて、重曹水を作る手間も省け、時短にもつながるので本当にオススメです!
また、食材を入れる場所だからこそ冷蔵庫内はしっかり除菌しておくと安心です。私はアルコール度数が高い「ドーバー パストリーゼ77」を使っていますが、市販の除菌スプレーでも構いませんよ。
冷蔵庫内は中身を出して汚れを拭く!日にちを変えて一部分ずつでも
冷蔵庫は毎日使う場所なので、食材や調味料などで汚れがちですよね。まずは冷蔵庫内のものをすべて出し、「キッチンウェットダスター 重曹プラス」で庫内を拭きましょう。その際、冷蔵庫の側面を拭くのも忘れずに!
その後、アルコール除菌スプレーを染み込ませたキッチンペーパーやきれいな布で、庫内全体を拭きます。しばらくして乾いたら、先ほど出した食材などを中に戻しましょう。
家族の人数によっては冷蔵庫も大きく、中身をすべて取り出すのも一苦労だと思います。忙しい方は、「今日は1番上の段」「今日はドアポケットだけ」というように、日によってキレイにする場所を変えるといいですね! ご自分が負担に感じないように少しずつやっていくのも一つの手ですよ。
土ぼこりなども気になる野菜室。野菜を入れるときの一工夫で、次回の掃除がグンとラクに!
土ぼこりや野菜などの皮が落ちることもある野菜室は、定期的にキレイにしたいですね。冷蔵庫内と同じように中身をすべて出したら、野菜の皮やかすなどをまずは取り除き、その後「キッチンウェットダスター 重曹プラス」で丁寧に拭いていきましょう。キレイになったらアルコール除菌スプレーを染み込ませたキッチンペーパーで庫内を拭き、乾燥させてから野菜や果物を入れていきます。
野菜室が汚れづらくなるオススメの保存方法
野菜などを保存する際に、ご自宅にある紙袋を使うと次回の野菜室の掃除がグンとラクになりますよ。紙袋の持ち手部分を切り取り、半分ぐらいの高さで内側に折り曲げると、紙袋の強度が強くなります。その中に、じゃがいもや玉ねぎ、にんじんなどの野菜を入れておきましょう。
土ぼこりや皮、かすなどが落ちたら、紙袋ごと捨てて取り替えればいいのでとっても便利。野菜室も汚れづらくなるのでオススメの保存方法です。
次回は見逃しがちな冷蔵庫のあの部分のお掃除方法をご紹介します!
教えてくれたのは……タスカジ ハウスキーパー ミホさん
家事代行マッチングサービス「タスカジ」で、掃除と整理収納部門で活躍。ナチュラル洗剤から今話題のお掃除グッズまで、日夜独自に研究。各家庭に合わせた、丁寧なお掃除と心のこもった収納アドバイスでリピーターも多数。100円ショップや身近な道具を使った家事が得意で、主婦目線の簡単で続けられるテクニックが好評。取材歴多数。時短家事コーディネーター。『タスカジさんが実践! 快適! キッチンのスゴ技 収納・しくみづくり・掃除・料理: 時短!家事ラク! お役立ちアイデア集』(徳間書店)でも掃除のワザを多数紹介。
取材協力:タスカジ