KDDIは9日、新しい料金プラン「データMAX 5G with Amazonプライム」の提供発表。複雑な料金プランに、ツイッター上では「au解約」「さよならau」「クソプラン」といったワードも話題に…。
■割引前は月額9,350円
「データMAX 5G with Amazonプライム」は、「Amazonプライム」と動画配信サービス「TELASA」の利用料金がスマートフォンの通信料金についてくるデータ容量無制限の料金プラン。
割引前の価格は月額9,350円だが、「auスマートバリュー」「スマホ応援割III」「5Gスタート割」「家族割プラス」など各種割引の適用により半年間、月額3,760円で利用できるという。
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■ドコモはahamoを発表
料金プランといえば、NTTドコモが3日に「ahamo(アハモ)」を発表したばかり。こちらは月額2,980円で、月間データ容量20GB、1回あたり5分以内の国内通話が無料、海外82の国々・地域でも追加料金を払うことなく利用でき、2年定期契約や解約金の設定もないというシンプルなプランで、ツイッター上で「神プラン」と反響を呼んでいた。
一方の「データMAX 5G with Amazonプライム」だが、割引適用前は月額9,350円と決して安くはなく、その割引プランも複雑。多くのユーザーたちが期待していた「安くてわかりやすい」とは正反対といえるだろう。
■ツイッターが大荒れ状態に
そうしたこともあり、ツイッター上では「高すぎる」「ぱっと見じゃ全然わからんレベルでややこしい」「さすがにユーザーをナメているのでは…」と否定的な声が続出。
「auの新プラン」「9,350円」といった関連ワードがトレンド入りしているだけでなく、中には「au解約」「さよならau」といったワードも話題になり、まさに大荒れ状態となっている。ドコモのahamoの発表後だっただけに、不満の声は大きい。
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■節約を意識する今だからこそ…
今年は新型コロナウイルスの影響もあり、収入面の不安を抱く人も増えたはず。
しらべぇ編集部が全国10〜60代の男女2,168名に調査したところ、全体の49.5%が「新型コロナウイルス前より節約意識が芽生えた」と回答。年代別で比較すると10〜30代にかけて割合が高く、また全年代で男性よりも女性のほうが節約意識が高いことが判明している。
これまで「料金が高い」と指摘されていた携帯料金だけに、この支出を減らしたい人も多いだろう。「神プラン」と反響を呼んだahamoと対照的な声があがっている「データMAX 5G with Amazonプライム」だが、この声がひっくり返ることはあるのだろうか…。
(文/しらべぇ編集部・二宮 新一)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2020年7月3日~2020年7月7日
対象:全国10代~60代の男女2,168名(有効回答数)