まもなく100年を迎える京都の老舗和菓子屋「笹屋昌園」。こちらのお店が作っている本わらび餅「極み」は、スプーンですくって食べる、とろっとした食感のわらび餅が特徴的です。自分用としてはもちろん、ギフトとしてもオススメなのでぜひ♩
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スプーンですくって食べるわらび餅♩
わらび餅と聞くと、ぷるぷるしたものを想像しますが、スプーンですくって食べる、とろっとした食感のわらび餅があります。それが、本わらび餅「極み」。大正7年(1918年)に創業し、まもなく100年を迎える京都の老舗和菓子屋「笹屋昌園」が作っています。その食感と味わいにファンも多く、自分用としてはもちろん、ギフトにもきっとよろこんでもらえる一品です。
1kgあたりの市場価格が2万円!国産最高級の本わらび粉を贅沢に使用
本わらび餅「極み」のおいしさは、厳選された素材と、それをを作り上げる職人さんの技にあります。わらび餅のキモとなる素材、わらび粉は、その名の通り、山菜のわらびの根から抽出されたものです。しかしその作業はとても手間がかかるため、特に最近では希少価値が高まっています。本わらび餅「極み」では、そんなわらび粉の中でも特に品質が高く、1kgあたりの市場価格が2万円もする国産最高級の本わらび粉を贅沢に使っているのです。
さらに本わらび餅「極み」をおいしくしてくれるのが、厳選された丹波産の黒豆を使った「黒豆京きなこ」。とてもきめ細やかで、ふんわりと漂う芳ばしい香りと風味が、わらび餅のほのかな甘さに絶妙に合います。
そして本わらび餅「極み」独特のとろっとした食感は、熟練の職人さんの「本練り」という技法によるもの。職人さんが専用の同鍋を使い、手作業で丁寧に練り上げて作られています。
同鍋を回しながら、焦げ付かないようにひたすら練り上げるのは、なかなか体力と気力のいる作業であり、柔らかさと弾力があるとろっとした食感を作り上げるためには、繊細な職人技が必要とされます。そして程よく練り上がったかどうかがわかるのも、その感覚が手に染み込んだ熟練の職人さんからこそ判断ができるのです。
すくって食べる楽しさ
本わらび餅「極み」は、とろっとした状態のためきれいに切り分けるのが難しく、箱に流した状態で入っています。そのため食べるときは、スプーンですくって食べます。みんなで食べるときに取り分けられないのは不便かもしれませんが、みんなでわらび餅をスプーンですくって、きな粉を付けて食べるというのは、意外とちょっとしたイベント気分になって楽しかったりもしますよ。スプーン1本ですくいづらいときは、2本使ってみてくださいね。
すくった本わらび餅は、まずはきな粉に付けずに味わってみてください。本わらび餅本来のやさしい甘みととろっとした食感を楽しむことができるでしょう。そのあと、きな粉につけて食べてみてください。きな粉に包み込まれたとろとろのわらび餅は、きな粉の味わいを残しながら、口の中でふるふるするっと溶けて、なんとも言えない食感と本わらび餅の味わいをたのしませてくれます。
本わらび餅「極み」は、お取り寄せでも十分美味しいですが、一番美味しいのは、やっぱりできたて。お店だけではなく、百貨店などの催事にも出店しているので、見かけたらぜひ買ってみてください。これまでにないわらび餅を味わうことができますよ。
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