炊飯器の保温モードを活用
なんとここでも炊飯器が活躍します。
鹿肉のローストのレシピ
1.塊肉の表面を強火でしっかり焼く
2.炊飯器に、密閉袋に入れた塊肉と水を少量入れ、保温モードで1時間置く
3.待っているあいだに白ワイン、チーズ、牛乳を鍋にかけてソースを作る
4.食べやすい厚さに切って盛り付け、3のソースをかける
保温モードを使ってちょうどいい火入れに! お店そっくりというわけにはいきませんが、柔らかくて至福の味でした。付け合わせには、いつものマリネにすっかり好きになったフェンネルをプラス。これが大正解で相性抜群。ついつい食べすぎに……。
オレンジビーツのマリネのレシピ
1.ビーツを薄くスライスし、塩もみをしてからオリーブオイル、酢でマリネする
2.ちぎったフェンネルを合わせる
ほうれん草の仲間、スイスチャードも付け合わせに。ほうれん草よりアクが強いので、しっかり目に火を通します。
スイスチャードとマッシュルームのバターソテーのレシピ
1.スイスチャードは3cmぐらいに、マッシュルームはスライスする
2.鍋にバターをひき、スイスチャードとマッシュルームを炒める
日曜日 玉ねぎのグラタンスープ、肉野菜炒め
献立
・丸ごと玉ねぎのグラタンスープ(玉ねぎ)
・野菜と猪肉のタイ風炒め(玉ねぎ、ピーマン)
・味玉ごはん
あっという間に日曜日の夜。大好きな玉ねぎスープで月曜日に向けて充電しよう。玉ねぎは炊飯器調理で私がいちばんおすすめしたい野菜です。とろとろになって甘味がぐぐぐーっと引き出されるんです。
丸ごと玉ねぎのグラタンスープのレシピ
1.玉ねぎを2つ炊飯器で炊く
2.柔らかくなったら、1つは切って鍋で飴色になるまで炒める
3.器に2を入れ、上にもう1つの玉ねぎをまるごとのせ、チーズをかけてオーブンで焼く
今回はチーズをのせオーブンで焼いてグラタン風にしましたが、炊飯器から出した玉ねぎを切って鍋に移し、水と塩を足して少し煮込むだけでも、美味しいスープが作れます。じんわり、気持ちがほぐれる味です。
猪肉と野菜のタイ風炒めのレシピ
1.ピーマンと玉ねぎを食べやすい大きさに切る
2.鍋に油を熱し、猪肉を炒める
3.肉の色が変わったら1を入れて炒め、レモングラスとナンプラーを加える
使う野菜はなんでもOKです。じゃがいもやトマト、きのこ類などはレモングラスと相性がいいと思います。お肉ももちろん、豚肉、鶏肉などで大丈夫。
あれほどあった野菜が、1週間でほぼなくなりました!
一人暮らしのいいところって、気ままに料理して好きなものを食べられること、ちょっとくらい失敗してもOK! の気持ちで、なんでも挑戦できることだと思います。この調理法だとどうだろう? この味付けは、この組み合わせは? どんどん試してみる。
炊飯器はそんな私の良き相棒。野菜が余って何を作るか迷ってしまったときも、ざくざく切って炊飯器へ。ごはんと一緒に炊きこんでみることもあります。取り合わせで素敵な相乗効果が生まれることもあれば、ちょっと思っていたのと違う……ということもあって面白い。
今日も私は小さなキッチンで、新たな「美味しい!」を探して、野菜を手にしています。
株式会社坂ノ途中
「100年先もつづく、農業を。」をコンセプトに、農薬や化学肥料に頼らず育てられた農産物を販売。約250件の提携農家から野菜を仕入れ、全国へ宅配している。自社農場「やまのあいだファーム」の運営や、アジアのスペシャリティコーヒー「海ノ向こうコーヒー」の販売も行う。
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