食欲が落ちる暑い季節におすすめなのが、豚しゃぶサラダです。さっぱりと食べられて、おいしくてヘルシー。一般的にはごまダレで食べることが多いのですが、その他のタレで食べる人気のレシピも今回はご紹介いたします。お肉をやわらかくするコツも必見です。
shucyan
暑い時期に人気の豚しゃぶサラダ
豚しゃぶを使ったサラダは、さっぱりなのにボリューム満点で、まさに暑い時期にぴったりです!豚肉には、糖質の代謝に関係するビタミンB1を豊富に含んでいる上に、一緒にお野菜もたっぷりと摂れるので、豚しゃぶサラダは夏におすすめのヘルシーメニューなんですよ。
そこで今回は、豚しゃぶサラダの基本レシピに加え、人気のアイデアレシピもご紹介いたします!
たっぷり野菜の豚しゃぶサラダ、基本レシピ
お野菜は、旬のものを選びましょう。今は春なので、ウドとセリを使いました。味のアクセントに、豚肉と相性が良いリンゴもプラス。ウドの皮は、むいたら捨てずにキンピラにしましょう。セリはやわらかな根がおいしいので、これも捨てずに味わってくださいね。
お肉は、しゃぶしゃぶ用の超薄切りを使いましたが、こま切れや切り落としでも構いません。むしろ小さいほうが食べやすかったりしますよ。
お野菜はたっぷりと。リンゴはよく水洗いして皮付きのままカットして使います。オレンジやグレープフルーツを使っても、豚肉と合いますよ。
材料(2人前)
豚肉(しゃぶしゃぶ用) 160g
うど 1/2本
せり(水菜や小松菜でも可) 1/2束
りんご 1/8個
白みそ 小さじ1
すりごま 小さじ1
酒粕 小さじ2
マヨネーズ 大さじ1
お酢 小さじ1
作り方
1.ウドは皮をむいてカットしたら、酢水に放ってアクを抜きます。(栽培物ならアクは少ないので、必要ないかも)
2.酒粕・白みそ・みりん・砂糖を混ぜて、電子レンジで15秒くらい加熱して溶かします。
3.2の材料が冷えたらマヨネーズ・お酢・すりごまを加えてよく混ぜ合わせます。
4.豚肉を茹でて冷まします。
5.お皿に野菜とリンゴを敷いて、豚しゃぶをのせてタレをかけたら完成です。
豚肉をやわらかく茹でるポイント
豚肉を茹でるときに、80℃を超える温度で調理するとギュッと締まり、さらに冷水に取るとお肉が縮んで固くなってしまいます。いくつかポイントがありますので、ご紹介します。
1.お肉がやわらかく仕上がるよう、お湯に日本酒を加える。
2.豚肉が厚めの場合は、片栗粉を薄くまぶしてから茹でる。
3.お湯はグラグラと沸騰させずに、弱火にしてお肉をしゃぶしゃぶし、色が変わったら早めに引き上げる。
4.急激に冷やさない(粗熱が取れるまで室温で冷まし、冷めたくする場合は氷水ではなく冷蔵庫で冷ます)
それでは次から、豚しゃぶサラダのアイデアレシピをご紹介していきたいと思います。まずは、定番のごまダレで味わうレシピから。
定番のごまダレで!人気の豚しゃぶサラダ5選
1.豚しゃぶサラダのリボン野菜添え
ニンジンとキュウリをピーラーで薄くスライスして、リボン状にします。硬くならないように注意して茹でた豚肉をのせて水菜を加え、ゆずポン酢に練りごま、ハチミツとゴマ油をミックスした特製のドレッシングをかけていただきます。しっかり食べて、夏バテを予防しましょう。
2.わさび菜と豆腐の豚しゃぶサラダ
まったりとした味わいの豚しゃぶに、ピリリと辛味のあるわさび菜がアクセントとなっています。木綿豆腐も加えて、ヘルシーにタンパク質も補給。これだけで、炭水化物は必要ないかもしれませんね。
3.蒸しなすと豚しゃぶの低カロリーサラダ
なすは半分にカットし、電子レンジで加熱します。レタスをお皿に盛り、茹でた豚肉をのせて刻んだ大葉で飾って、練りゴマ入りのマヨネーズドレッシングでいただきましょう。なすは油と相性の良い素材ですが、揚げたり炒めたりするよりも低カロリーでいただけるのでヘルシーですね。