暑い夏に食べたくなる「冷やしうどん」。つゆやトッピングを変えれば、アレンジの幅もとっても広がりますよ。今回は、さっぱりいただける梅を使った人気レシピや、スタミナ促進の豚肉を使った簡単レシピなどをご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
shucyan
うどんはつゆ・具材を変えて楽しもう!
うどんは、小麦粉を主原料にした淡白な食材ですが、組み合わせる具材とタレによってバリエーションは無限大。だから作るのも食べるのも楽しくて、おいしいですよね。そこで今回は冷たいうどんから温かいうどん、そしてうどんを使ったアレンジレシピの3本立てでご紹介していきます!
まずは定番!釜玉うどんの作り方
さぬきうどんの王道である、釜玉(釜揚げ玉子)うどんをちょっと洋風にアレンジ。本場の方が知ったら「邪道だ!」と怒られそうですが、バターとベーコンを加えて、いわばベーコンエッグのようなうどんです。
うどんといえば、ふつう七味唐辛子を振りますが、お好みでブラックペッパーでお召しあがりください。ベーコンのスモーキーな香りと塩分がアクセントになって、至福の味わいですよ。
めんつゆの材料
・だし昆布 1枚
・イリコ ひとつかみ
・削り節 10g
・水 600cc
・しょう油 300cc
・塩 少々
・みりん 適量
めんつゆの作り方
1.イリコと昆布を水に浸ける
イリコ(片口いわし)とだし昆布を鍋にひと晩浸けておきます。瀬戸内の物産館で購入したイリコを使いました。一般的な煮干しだと、頭と内臓は苦みが出るので取り除くこともありますが、上質なイリコならその必要はありません。
2.だしを火にかけて濾す
鍋を火にかけて沸かし、沸騰直前に昆布を取り出して鰹節を投入したら火を止めます。上品な鰹節ではなく、お好みでサバ節を使うとワイルドで力強い味になります。プロのおそば屋さんの技です。風味が十分に出たところで、ザルとキッチンペーパーを使って濾します。
黄金色に輝く、極上のだしが引けました。
3.だしに調味料を加える
鍋にだしと醤油、塩、みりんを入れて沸かします。かけ汁ではないので、かなりお醤油を濃いめにしましょう。製品によって塩分が異なりますので、味をみながら調整してください。甘い味がお好みの方は、お砂糖を加えても結構です。温かいうどんで食べたい場合はそのまま、冷たいうどんで食べたい場合は粗熱をとって冷蔵庫で冷やして召し上がってください♩
釜玉うどんの材料
・さぬきうどん(生でも冷凍でも) 1玉
・生卵(黄身のみ) 1個
・ベーコンこま切れ 数片
・青ねぎ 適量
・白ごま 少々
・削り節(和え用) ひとつまみ
・ブラックペッパー(お好みで) 少々
釜玉うどんの作り方
ここからは、上でご紹介しためんつゆを使った釜玉うどんの作り方をご紹介します。
1.うどんを茹でる
できるだけ大きな鍋で、うどんを茹でます。今回、袋に書かれた茹で時間は15分。電子レンジで時短する方法もあります。
冷凍の場合は、自然にほぐれるまで箸で無理にさわらないほうがよいです。固まっていると、ポキリと短く折れてしまう可能性があります。
2.茹でたうどんを洗う
茹であがったら水を流し、うどんを両手でもむようにしながら洗って表面のぬめりを落とし、冷水で締めると、うどん本来のコシがさらにグッと強くなります。
めんつゆが薄まらないように、しっかりと水切りをしてくださいね。ザルを使うときは、底の裏側を下から手のひらでトントンと叩いてやると、ザルから水が抜けますよ。
3.器に盛り付ける
ベーコンはフライパンで軽く炒めます。器にうどんを入れて、ベーコンとつゆ、生卵の黄身、小口切りにした青ネギ、削り節、白ゴマを入れて、うどんに絡めます。うどんが冷たいので、生卵ではなく温泉玉子を使ってもOKです。黄身を割って、うどんによく絡めて召しあがってください。
お好みで、七味唐辛子かブラックペパーを振りましょう。ピカピカに光り輝くうどんに、ほれぼれしますよ。お好みで刻みのりをかけてもOKです。
さて!基本のつゆとうどんの茹で方について理解していただいたところで、次は早速うどんのおいしいレシピを20選ご紹介します。まずは人気の冷やしうどんから、食材・つゆ別に分けてご紹介しますよ♩