みじん切りにします。
5. にんにくと唐辛子を、オリーブオイルで炒めます。
にんにく、唐辛子、オリーブオイルを、冷たいフライパンに入れます。
こうすれば、にんにくが跳ねませんし、にんにくのよい香りを引き出しやすくなります。
入れたら火をつけて、弱火でじっくりと炒めます。
焦げると香りが悪くなり、苦くなってしまうので、絶えずフライパンをゆすりながら弱火で炒めましょう。
6. パセリを加えて炒めます。
にんにくのよい香りを十分オリーブオイルに移したら、パセリを加えて風味をつけましょう。
7. パスタのゆで汁を加えて乳化させます。
パスタのゆで汁を加えます。このとき、強火にしながらフライパンを絶えずゆすり、トングなどでしっかり混ぜ合わせると失敗しにくいです。このゆで汁(水)とオリーブオイル(油)がしっかり混ざり合うことを乳化といいます。
※唐辛子は飾りに使うため、ここで取り出します。
8. 茹で上がったスパゲティを加えて絡めます。
手早く、スパゲティとオイルを混ぜ合わせます。
※分離してしまった場合は、パスタのゆで汁を加えて混ぜ合わせてください。
9. 味見をして、盛り付けます。
味見をします。味が足りない場合は塩で調整しましょう。お好みでブラックペッパーを加えても、味が引き締まっておいしいですよ。
お皿に盛り付けます。スパゲティを丸めるように盛り付けると、見た目もきれいですし、冷めにくく最後までおいしくいただけます。
10. パセリと唐辛子を飾って完成です。
レシピのポイント
1. パセリを加えて、にんにくの香りを爽やかに。
パセリの爽やかな香りは、にんにくのにおいを和らげることができます。食べてからもにんにくのにおいが残りにくいので、女性の方はぜひパセリを加えて作ってみてください。
2. スパゲティを茹でるときは、必ず塩を加える。
シンプルな味付けのスパゲティは、あとで味の調節をすることが難しいです。いくらあとで塩を加えても、表面だけしょっぱくなってしまい、味がのりません。茹でるときにお湯の分量に対して1%の塩を加えることで、スパゲティの中までしっかりと塩味がついておいしくなります。
おいしく作るカギは「乳化」にあり!
乳化とは、本来は混ざりあわない水と油を、乳化剤の力を借りて均一に混ぜ合わせることです。
ペペロンチーノの場合、パスタのゆで汁に含まれるデンプンが乳化剤の役目を果たします。乳化すると水と油が均一に混ざってとろみがつきます。ペペロンチーノでは、このとろみをソースとして利用しているんです。
乳化をするときのコツ
乳化するときに気をつけたいのは、以下の2点です。
・強火にすること
・ゆで汁を加えるときに絶えずフライパンをゆすること
・スパゲティを加えてからも絶えず混ぜ合わせること
これらをしっかりと守れば、分離することはあまりありません。
しかし、どうしても上手くいかなくて分離してしまうことも。そのときのために、スパゲティのゆで汁はとっておきましょう。混ぜながら加えれば、また乳化して元に戻ります。
続いて、ペペロンチーノの人気アレンジレシピをご紹介します。