パスタの定番、カルボナーラ。実はソースだけ作ればパスタ以外の色んなアレンジができますよ。今回はカルボナーラソースの作り方やソースを使ったアレンジレシピをご紹介します。定番のグラタン、ごはんを使ったドリアやリゾットなど、料理の幅が広がります!
夏野この葉
カルボナーラソースで料理上手!
パスタで人気メニューのカルボナーラ。ご家庭でカルボナーラを作るとき、卵とチーズ、生クリームなどを混ぜて卵液を作りますが、実はそのソース、パスタ以外にも使えて便利だと知っていますか?カルボナーラソースは、アレンジすれば色々な料理に自由自在に使えるんです!
今回は、カルボナーラのパスタに使える、失敗しない基本ソースの作り方とコツから、ソースを使ったアレンジレシピまで、12選ご紹介します。
今まで、知らなかったカルボナーラソースの使い道に、出会えるかもしれません♩
カルボナーラソースの基本の作り方
材料(2人前)
・卵黄
・牛乳
・粉チーズ
・塩こしょう
作り方
牛乳と卵黄を混ぜ合わせたら、ざるで濾し、鍋か深めのフライパンに入れます。沸騰させないよう、木べらでかき混ぜながら、中弱火の火加減でじっくり火を通します。底が見えるくらいにとろみがついてきたら火を止め、粉チーズと塩こしょうで味を調えたらできあがりです。
失敗しないコツ
卵液を火にかけるときは、沸騰しない80℃くらいの温度を保つようにして、ゆっくりと火を通しましょう。80℃以上になると、卵が煮えてぼそぼそとしてしまいます。加熱しすぎないように、とろみを出していきましょう。
濃厚ソースがお好きなら
濃厚ソースにする場合は、牛乳を生クリームに替えてみてください。こってり濃厚な味わいを楽しめます。逆に、さっぱりとしたソースにしたい場合は、卵黄ではなく、全卵にするとよいですよ。
ちなみに、さまざまな料理にアレンジする場合は、生クリームを使うよりも、牛乳や豆乳を使うソースのほうが応用しやすいので、お好みに合わせて調整してみてくださいね。
カルボナーラソースで簡単アレンジレシピ12選
1. チキンのカルボナーラソースがけ
鶏肉は食べやすい大きさに切って塩・こしょうをふり、下味をつけます。オリーブオイルを入れて熱したフライパンに皮面を下にして焼き、焼き色がついたら裏返して蓋をし弱火で5分蒸します。火が通ったら器に盛り、カルボナーラソースをかけ、あらびき黒こしょうをしっかりと振ってできあがりです♩牛乳で作るソースがおすすめですよ。
2. 残りごはんでカルボナーラリゾット
ごはんは、冷たい場合は温め直して、さっと水洗いし水気を切ります。タマネギ、ベーコンは5mm幅に切り、しめじは根元を落として小房に分けます。深めのフライパンで、食材を炒め、全体にしんなり色づくまで中火で炒め、ごはんを加え、軽く炒め合わせます。カルボナーラソースを加え混ぜたら、器に盛り、黒こしょうを振ればできあがりです。
3. ペンネのカルボナーラグラタン
塩を入れ、沸騰させたお湯でペンネを茹で、同じ鍋に時間差でアスパラガスを入れて茹でます。茹で上がったペンネを器に上げ、カルボナーラソースを和えます。アスパラガスとハムをバランス良く並べたら、とろけるチーズをのせ、トースターで15分~20分焼いたらできあがり!
4. 餃子の皮でカルボナーラキッシュ
餃子の皮を使った、お手軽キッシュです。野菜とウィンナーをカットして野菜がしんなりするまでしっかりと炒めます。野菜の水分を飛ばしておくのがポイントですよ。オーブンに入れられる容器に餃子の皮を敷き、具材とカルボナーラソースを入れ、スライスチーズ、ピーマン、トマトをトッピングしたら、オーブンで焼いてできあがりです♩