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自分だけの味に♪ 梅サワーの簡単な作り方とアレンジ方法

レシピ

さわやかな酸味が暑い夏にぴったりの梅サワー。梅酒よりも爽快感があり、すっぱくてアルコール度数は低めなので飲みやすいお酒ですよね。今回は、梅サワーと梅酒の違い、梅サワーシロップを自宅で作る方法、梅サワーのアレンジ方法などを紹介していきます。

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梅サワーの甘酸っぱいさわやかさにうっとり♪

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梅サワーとは

「梅サワー」にはふたつの意味があるのでややこしいですが、お酒としての梅サワーは梅酒とチューハイを合わせたもの。梅酒よりもアルコール度数は低く、大体5%程度です。

もうひとつの梅サワーとは、青梅(熟した梅でもOK)をお酢と氷砂糖で漬け込んだ甘酸っぱい飲み物です。そのまま飲むもよし、サイダーで割ったりお酒と合わせたりと、幅広く使える飲み物。焼酎を使う作り方もありますが、基本的にはお酢だけで漬けるのでノンアルコール。お子様のジュースも作ることができる優れものです。

今回、紹介するのはお酒のほうの梅サワー。アレンジ次第でいろんな楽しみ方ができます。

梅酒との違い

梅酒と梅サワーはとても似ているので、何がどう違うのか、よくわかっていない方も多いのではないでしょうか。

梅酒とは、青梅をリカーで漬けて作るお酒で、度数はかなり高め。ストレート、ロック、ソーダ割りなどで飲みます。一方の梅サワーは、梅酒とチューハイを合わせたものであったり、上で紹介したノンアルコールの梅サワーをスピリッツなどと合わせたカクテルです。

梅酒はそれ自体が独立したひとつのお酒であり、梅サワーは複数の飲料を合わせて作るカクテルということです。

市販でも手作りでも

お酒の梅サワーは「サッポロ」や「サントリー」などのメーカーから商品が出ており、缶で手軽に飲むことができます。すぐ飲みたいのであれば市販の商品がいいですよね。

自分好みの味にしたい場合は、手作りの梅シロップや梅サワーを使って作ることもできます。この場合は梅シロップと炭酸の配合、トッピングなど自由にできるので作るところから楽しめます。

梅サワーシロップの作り方

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材料と下準備

梅サワーシロップを作るために必要な材料は、青梅、氷砂糖、お酢(リンゴ酢など何でもOK)です。漬けるための清潔な瓶も用意しておきましょう。

青梅は収穫してからつけ置き、下処理をしてから使用します。えぐみを出さないようにするためにも必要な作業。つまようじを使ってヘタをていねいに取り除いておきましょう。

使用する瓶は、梅サワーシロップを長期漬けておくためのもの。カビが生えたりすることのないよう、煮沸消毒してから使用しましょう。

作り方

清潔な瓶に、青梅、氷砂糖、青梅、氷砂糖、というように交互に重ねていきます。全部入ったらお酢を回しかけながら入れ、蓋を閉めてゆっくり振り、お酢を全体に行き渡らせます。1か月ほど漬けると完成ですが、瓶を振る作業は毎日1回行うようにしてください。

保管方法と飲み頃

瓶の保管は、風通しのいい冷暗所がベスト。高温多湿の場所は避けましょう。毎日1回瓶を振らなければならないので、なるべく忘れないような場所がいいですね。

飲み頃は作って1か月。できあがったら梅を取り出し、梅サワーシロップは水やソーダで割ったりお酒に入れて楽しみましょう。

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梅サワーシロップのアレンジ方法

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お好みのお酢

梅サワーシロップを手作りするなら、使うお酢を工夫してみましょう。上で紹介したのはリンゴ酢。フルーティーな酸味が特徴ですよね。ふつうのお酢でもできますし、黒酢や米酢、変わり種では白ワインビネガーなどを使ってみても違った味わいになります。自分好みのお酢でいろいろ試してみましょう♪

はちみつ

通常の梅サワーシロップでは氷砂糖を使いますが、はちみつで代用することもできます。氷砂糖とは違った、すっきりした甘さのシロップになります。

ひとつ注意したいのは、はちみつは酵素がたっぷりのため、シロップの発酵が早まってしまうということ。こういったシロップを漬けるのに氷砂糖を使うのはゆっくりじっくり溶けるからなんです。はちみつは梅の発酵まで進めてしまうため、できあがったらなるべく冷蔵庫で保管して早めに使い切ってしまいましょう。

漬けた梅を使ってジャムも作れる

梅サワーシロップはできあがったらすぐに梅を取り除きます。でもこれを捨ててしまうのはもったいないですよね。そんなときは梅ジャムに加工するのがおすすめ。

取り出した梅はフードプロセッサーなどで細かくし、梅の分量の5割程度の砂糖と一緒に鍋に入れて煮詰めます。この梅は氷砂糖で漬けているのでもともと甘さ強め。砂糖の量はちょっとずつ加えながら味見して調整するといいですよ。

梅サワーのおいしい飲み方

基本の割り方

梅サワーシロップを使った梅サワーの基本的な作り方は、梅サワーシロップ、スピリッツや焼酎、炭酸水をお好みの分量で割りよく混ぜます。使うお酒はウイスキーにしてもおいしいですよ。梅サワーシロップは梅酒でも代用できます。この場合は梅酒を炭酸水で割るだけで完成です。

酸っぱさよりも甘さを強くしたい場合はサイダーで割ったり、はちみつを入れてみるのもおすすめです。

梅干しを入れて

梅サワーに梅干しを入れるとより酸っぱくなります。「サッポロ」の「男梅サワー」は梅干しの酸っぱさとしょっぱさを生かしたお酒で人気ですよね。お好みによってはちみつで漬けた甘い梅干し、塩で漬けた塩味の強い梅干しなどを使い分けてみると、いろんな味の梅サワーを楽しめます。

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