病気の管理と害虫の駆除
病気にならないよう、陽当たりや水やりに注意を払います。また春先はアゲハ蝶が葉の裏に卵を産みつけるので、見つけたら葉っぱごと取り除いてください。手遅れになると葉が全滅しますので、毎日観察することが大事です。
一番楽しみな収穫♪
春になると新芽が出てきますので、若いうちに摘み取って木の芽として料理に利用しましょう。6月頃に若い実山椒がなったら、収穫して冷凍保存するのもいいですね。赤く成熟する秋まで待って乾燥させて粉山椒にしてもOK!
肥料はどのタイミングで与える?
油粕や堆肥など有機肥料を1月から2月の冬場に与えますが、葉や実を収穫したあとや株が弱っていると感じたら、即効性の液体肥料を与えてもいいですね。それ以外は陽当たりや乾燥に気をつけるだけで、特に肥料を使用する必要はありません。
山椒を使ったおすすめのレシピ5選
1. 実山椒の下処理と冷凍保存法
旬の青い実山椒をすぐに調理するのが一番ですが、冷凍保存しておいてその都度使うのも便利ですね。レシピでは茹でてから実を外していますが、つぶれやすいので茹でる前でも構いません。実に近い軸をハサミで切ると簡単ですよ。
2. 定番の味!ちりめん山椒
山椒の実といえばちりめん山椒が定番中の定番ですね。茹でてアク抜きした実山椒と新鮮なちりめんじゃこがあれば、味付けはレシピどおりやお好みで構いません。少量ずつ作るほうがしっとりとしたおいしさを味わえますよ♪
3. 山椒ドレッシングのレタスサラダ
たっぷりのレタスとスプラウトに、醤油風味の山椒ドレッシングをかけると、爽やかな香りと辛さが、口のなかいっぱいに広がるサラダになります。市販のドレッシングに粉山椒をふっても、いつもと違った風味でおいしいですよ。
4. 花椒たっぷり四川麻婆豆腐
山椒のしびれるような辛さを存分に味わえる料理といえば、やはり麻婆豆腐ですね!麻婆豆腐に使われる山椒は、一般的に花椒と呼ばれる中国産の華北山椒のこと。四川料理には欠かせない香辛料ですが、なければ日本の粉山椒でも大丈夫です。
5. 春の香り!たけのこの木の芽和え
たけのこが採れはじめる時期と、山椒の葉が採れる時期がほぼ同じことから、たけのこの木の芽和えは旬を代表するポピュラーな春の味わいといえます。ほうれん草の葉を加えることで、さらに緑が映える色鮮やかなひと品です。
旬の山椒で季節を先取り♪
山椒の葉や実の旬は短くて見逃してしまうこともありますが、最近は木の芽専門に収穫する栽培農家もあり、葉はわりと長い期間販売されていたりします。実山椒は冷凍ものが販売されていますので、1年を通して購入可能です。
しかし旬のものは旬の時期にいただいてこそおいしいもの。春に木の芽が、夏に実山椒を見かけたらぜひ一度購入して、紹介したレシピを参考に旬の料理を作ったり、実山椒を冷凍保存してみませんか。