小松菜は独特の苦みがあり、好き嫌いが分かれる葉物野菜です。そこで今回は、苦みを抑えた「小松菜の煮びたし」の作り方をご紹介。小松菜が苦手なお子さんにも、喜んでパクパク食べてもらいましょう。作り方や味の異なるアレンジレシピ3選も、ぜひご参考に!
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苦みを抑えた「小松菜煮びたし」の作り方
アクが少ない小松菜はそのまま煮てもOKの食材ですが、今回は苦味を取り除くため下茹でしてをしてから、さっとだし汁で煮ます。このひと手間で、誰もが食べやすい味に変身。今まで苦手だった方も、モリモリと食べられますよ。
材料(2~4人分)
・小松菜……1パック(260g)
・油揚げ……1枚
・薄口醤油……大さじ1杯
・みりん……大さじ1杯
・顆粒和風だし……小さじ1/2杯
・水……200cc
作り方
油揚げは熱湯をかけ油抜きをして、キッチンペーパーで水分をぬぐいます。
横半分にカットし、2cm幅に切ります。
小松菜は根元に十字の切込みを入れ、水に浸けてよく洗います。
5cm幅にカットし、葉と軸に分けます。
お鍋にたっぷりの水(分量外)を入れ沸騰させます。軸を入れて30秒後、葉を加えて再度煮立ててザルに上げます。
お鍋に水を入れて中火にかけ沸騰させ、薄口醤油・みりん・顆粒だし・油揚げを加えます。ふたをして、2分煮ます。
下茹でした小松菜を加えて混ぜ、ふたをせずに1分煮て完成です。
作るときのコツ
・小松菜の根元に土が溜まっていることがあります。十字に切込みを入れ、水を張ったボウルの中で振って洗いましょう。
・長く下茹ですると、栄養や食感が損なわれるので気をつけましょう。また、下茹でした野菜は味のしみ込みが早いので、だし汁で煮る時間も短くして風味と食感を保ちましょう。
お弁当には冷凍が便利!
小松菜煮びたしは、まとめて作って冷凍しておくとお弁当に便利!ただし、いくつかのポイントがあります。
・濃いめの味付けにして煮汁を切ること
・手早く冷ましてシリコンカップに小分けし、密閉容器に入れて冷凍すること
・レンジで再加熱して汁気を切りお弁当に入れること
手作りの冷凍食品は衛生面を慎重に作業し、2週間を限度に使い切りましょう。野菜は冷凍~解凍すると水分が出てシャキシャキ感が落ちるため、下茹でなしで炒め煮にするのもオススメです。
小松菜煮びたしの簡単アレンジ3選
1. 【白だしで】小松菜の変わり煮びたし
小松菜にしめじ・コーン・カニカマをプラスした煮びたしです。彩りもカラフルでお弁当のおかずにピッタリ。先に材料を炒め、味付けは白だしのみという簡単レシピです。野菜のおかずが足りないときに、ササッとひと品作れそう♪