基本の調味料 酒しょう油

まずは、常備しておきたい万能調味料「酒しょう油」の作り方をご紹介します。用意しておけば、炒め物や煮込みにも使え、このあとご紹介する下ごしらえ用の味付けにも利用できます。分量は料理酒としょう油が1:1と覚えやすいですよ。
<作り方>
1. 料理酒を器に入れてラップをせずに電子レンジ(600w)で1分程加熱します。
2. 同量のしょう油と混ぜ合わせてできあがりです。
ポイントは、最初に酒を煮切ってアルコールを飛ばすこと。風味を残しつつも酒の香りがおさえられ、小さなお子さんがいるお家でも使いやすくなります。
おひたしや、炒め物の仕上げにたらしたり、煮込み料理や唐揚げの漬け汁にしたりと、幅広く使えて普段の料理の味付けが楽になりますよ。
鶏肉の塩麹漬け

次に塩麹を使った下ごしらえテクニックをご紹介。
塩麹は、食材を漬け込めば調味料いらずで下味がつけられて便利なので、積極的に使っていきたいアイテムです。今回は鶏肉を漬け込んでみましょう。
<作り方>
1. ビニール袋に塩麹と鶏肉を入れ、口を固く縛って揉み込みます。
2. そのまましばらく置いておくだけでOK。揉み込んですぐに使うこともできますが、時間を置くほどに味がしみ込んでジューシーになります。
写真のようにそのままソテーにするだけでボリューム満点のおかずができます。また、切って片栗粉を付ければ、から揚げにも。漬け汁を用意する手間なしに、サッと揚げ物が作れますよ。
季節の魚の味噌漬け

続いて、魚料理の下ごしらえ。料理の仕方がわからないような魚も、味噌漬けにすると美味しく食べられます。とくに白身魚は味噌と相性抜群ですよ。
<作り方>
1. 味噌30cc、みりん大さじ1、上でご紹介した酒しょう油大さじ1を混ぜ合わせたものに、魚を漬け込みます。
2. 数時間置けば下ごしらえ完成です。すぐ焼いても良いですし、2日間ほど置くと、より味がしっかりとしみ込みます。
生魚のまま冷蔵庫に入れておくよりも、漬け込んだ方が長持ちさせることができるので、たくさん買いすぎてしまった…というときにもおすすめの方法です。