スイッチ1つで家中をキレイしてくれる掃除機。毎日掃除機をかけるという人はいても、掃除機本体をこまめに掃除するという人は少ないでしょう。しかし、使ってそのままにしておくと、本来のパワーを十分に発揮できなくなることも……。そこで今回は、掃除機の吸引力が高まる“意外なアレ”を使ったお手入れ方法についてご紹介します。
360.life編集部/Test by LDK編集部
お手入れしないと吸引力が下がる!掃除機はパーツごとにキレイにしましょう
掃除に欠かせない家電といえば、掃除機。活躍すればするほど掃除機は汚れていくことから、ゴミを吸った後そのままにしておくと、当然吸引力が下がってしまいます。であれば、掃除機本体もしっかりキレイにすべきです。
ということで、今回は掃除機のお手入れ方法に注目! その手順をパーツごとにご紹介します。
【ヘッド】リッパーでヘッドや軸に絡んだ毛を断ち切ってキレイに
ゴミを吸う役割を担っているヘッド。吸い込もうとしたホコリや髪の毛にヘッドが絡むと、知らないうちに吸引力が下がっていきます。そこで、あのアイテムを使って汚れを取り除きます。
用意するのはこちら。間違った糸をほどいたり、糸を切ったりするのに使う裁縫道具のリッパーです。
このリッパーを使って、掃除機のヘッドをキレイにしていきます。それでは、お手入れの方法を手順を追ってご紹介します。
最初に、ローラーがきちんと回るよう、軸に絡んだ髪の毛やホコリをリッパーでザクザク切っていきます。ホコリを切りながらゴミを取るのがコツです。
次に、ヘッドが分解できるものはコインでネジをゆるめ、ローラーの軸のフタを外します。
フタを外したら、サイドに詰まっているホコリや髪の毛を手で取り除きます。
ローラーがきちんと回るよう、軸に絡んだ髪の毛やホコリをリッパーでザクザク切っていきます。
すると、どうでしょう。こんなにゴミが取れました!
実際に、掃除する前と後のヘッドを比べてみると……、
キレイさは一目瞭然! 掃除前は毛やホコリが絡まって全然前に進みませんでしたが、ローラーがちゃんと機能してスイスイ進むようになりました。
ローラーにホコリや毛が絡んでいたことで吸い残しが生じていましたが、解消したことによって広範囲のゴミを吸えるようになりました。
ヘッドがキレイになったところで、次はフィルターをお手入れしてみましょう。
【フィルター】サッシブラシでホコリを一気にはがします
掃除機のフィルターのお手入れには、サッシブラシを使います。コレで一気にホコリをはがしていきます。
こちらがお手入れ前のフィルター。フィルターにゴミがたまると、空気が通らないことから吸引力が弱くなってしまいます。まさに、ホコリや髪の毛がたくさん詰まっている状態です。
さあ、ホコリがビッシリ詰まったフィルターを早速キレイにしていきましょう!
まずは、掃除機を逆さまに。パックから漏れたゴミが掃除機内に溜まっているので、逆さまにしてゴミを出し切ります。
ここでサッシブラシの登場! フィルターについているホコリやチリをサッシブラシで勢いよく掃きます。
すると……、ブラシがホコリをごそっと落としてくれて、こんなにキレイに!
お手入れ後は、ホコリや髪の毛が詰まっていたフィルターがキレイになって、空気がよく通るようになりました。
それでは最後に、見落としがちなゴムパッキンをキレイにします。