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お部屋の中にも新緑を。枝物と緑のスワッグを飾って、涼し気な気分になりませんか

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お花のある暮らしを、もっと楽しもう。岡山県倉敷市にあるドライフラワー専門店「土と風の植物園」さんと一緒に贈る連載。今回は目にも鮮やかで涼し気な「枝物のある暮らし」についてご紹介します。(2020年6月27日投稿)

インテリアとして「枝物」をチョイスする

グリーンの色が爽やかな枝物の植物。「鉢植えは育てるのも大変で、ハードルが高い……」。そんな方でも、観葉植物を飾るような感覚で飾ることができるので、この季節おすすめの植物です。切り花と違い、枝ごとに様々な個性があるため、花瓶に一本挿すだけで空間全体がおしゃれに変わります。さらにフラワーベースの中の水と、グリーンの葉の相性も良く、涼し気な印象を与えてくれます。

初心者さんにおすすめの枝物

初夏が旬の枝物。この季節、特におすすめの枝物をご紹介します。

ドウダンツツジ

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ドウダンツツジは春から夏頃にかけて出回る、定番の枝物。花びらのように開く小さな葉が可愛らしく、瑞々しい緑色の新芽がとっても爽やか。庭木としても人気の植物です。(このお部屋はこちら)

このお部屋はこちら

サンキライ(サルトリイバラ)

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山に入った病人がこれを食べ、元気に回復して戻ってきたことから山帰来(サンキライ)という俗称がつきました。サンキライといえばクリスマスの赤い実のイメージがありますが、実は夏もおすすめ。つやっとした緑色の実が爽やかで、暑い夏に涼を運んでくれる植物の一つです。ツル性の植物なので自由に曲げることが出来るため、ぐるっとまるめてリースにすることも。

フサスグリ(レッドカラント)

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グリーンばかりになりがちな夏場ですが、キラキラと光り、ルビーのように透明感のある、涼し気な赤い房状の実も愉しめる植物です。広げた手のひらのような、青々とした大き目の葉とのコントラストも美しいですよ。

枝物を飾る際のポイントは?

枝物は、切り花に比べて水が揚がりにくいのが特徴です。そのため、切った枝の根もとの断面を増やし、水を吸える部分を増やすことで長持ちさせることができるようになります。

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枝の根元(3~5cm程度)を十文字に割ったり、ハンマーで叩くなどして繊維をほぐしてあげることで、吸水面が広がりますよ。

また切り花に比べると、枝物はじわじわと水をよく吸うため、たくさんの水を必要とします。特に複数本を一度に飾る場合は、水の減りが早くなるので、こまめに水を変えたり、たっぷりと水を入れたほうが良いでしょう。

水に浸かることで色が変わったところをカットし上記の方法で水揚げし、頻繁に切り戻しをした方がより元気な状態を維持できるようになります。

枝物を飾るときの、フラワーベースの見繕い方

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切り花と比べて枝物は大ぶりなものが多いため、ひとつ、枝物に適したフラワーベースを持っておくと良いでしょう。

そんなフラワーベースを探すときに知っておきたいポイントは、安定感があり、底が広めで、重さがある、ということ。

重さに関しては、水を多めに入れることでカバーすることはできますが、倒れてしまうことのないよう、枝の長さに対して3分の1程度大きさのあるほうが、安定感があり、飾りやすくなるためおすすめです。

スワッグでも、手軽に緑を愉しもう

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枝物は高さや大きさがややあるため、室内でもう少し手軽にグリーンを感じたいという方におすすめなのは、グリーンメインで束ねられたスワッグを飾ること。ドライになる過程を愉しめる葉物をご紹介します。

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