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都心の喧騒から離れて…。表参道「茶洒 金田中」で過ごす和の本格ランチ&甘味を味わう贅沢な時間

東京・表参道にある「茶洒 金田中」は大正時代から続く料亭「新ばし 金田中」の系列店で、その味を引き継いだ日本料理をリーズナブルに楽しめるカフェ。趣ある苔庭を眺めながら、コスパ抜群の絶品和食や和スイーツが堪能できるんです。

歴史ある料亭が手がける、 “洒脱にお茶を楽しむ”贅沢カフェ

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表参道駅A1出口の目の前にある、商業施設とオフィスの複合ビル「オーク表参道(オークオモテサンドウ)」内に店を構える「茶洒 金田中(さーしゃ かねたなか)」。大きなオブジェの下をくぐって、階段を上った先がその入口です。

大正時代に創業した料亭「新ばし 金田中(しんばし かねたなか)」が手がけるカフェスタイルの系列店で、「金田中」の味をリーズナブルに味わうことができます。

料亭はお酒を肴に会席料理を楽しむ場所ですが、ここはお酒は抜きでお茶をしながらゆっくり過ごしてもらう場所。「酒」という字と、1本横線を除いた “お洒落”の「洒」という字をかけて、“洒脱(しゃだつ)にお茶を楽しんでほしい”という思いから「茶洒 金田中」という名前がつけられたんだとか。

こんな都心に苔庭!?非日常を味わえる洗練された空間

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数々の受賞歴を誇る現代美術家の杉本博司氏が手がけた店内は、一歩踏み入れるとすっと心が落ち着く凛とした空間。シアターのように段差がついた席からは、ここが都心であることを忘れてしまうような美しい苔庭を眺められます。

室内と庭の境目があいまいな開放的な空間にはゆっくりとした時間が流れていて、日々の疲れを忘れさせてくれるんです。

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杉本氏により「窟竟頂(くっきょうちょう)」と名付けられた数理モチーフのオブジェ(入口外)や大判写真が飾られていて、お店の椅子もその写真にあるヘリコイドをデザインしたもの。直線的な空間の中に映える曲線美が、洗練された雰囲気を演出します。

細部までこだわられた本格ランチコースで「金田中」の味を堪能

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「ランチコース」3080円(税込)

「茶洒 金田中」のメニューのなかでも、特にコスパが高いと話題なのがランチコース。「金田中」のエッセンスを引き継いだ本格的な和食を、前菜・選べる2品のメイン料理・デザートを通して楽しめます。

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左から「豌豆すり流し」「鶯 柔ら胡麻豆腐」

前菜の「豌豆すり流し」は、口に入れるとふわっとエンドウのやさしい味わいが広がる一品。中に隠れている蓬麩の食感がアクセントです。

「鶯 柔ら胡麻豆腐」は、下ごしらえとして毎朝1時間以上練り上げているというだけあってとてもなめらかで胡麻の香りが際立っています。

味噌の種類や飾りの食材は季節ごとに変わりますが、この日は桜をかたどった百合根をあしらい、日本のハーブと言われる木の芽味噌と合わせて。木の芽のフレッシュな香りと少しの苦味が、ほんのり甘みのある胡麻豆腐と相性ぴったりでした!

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メイン料理はいろいろな味を楽しめるように、ハーフポーションのメニューを2つ選べるようになっています。木製のお茶碗や小鉢がお盆に乗って運ばれてくるので、わくわくが募ります。

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「鯛茶漬」

一品目に選んだのは「鯛茶漬」。

ご飯の上に胡麻ダレを絡めた鯛やもみ海苔などが乗っていて、温かい出汁をかけていただきます。散らされているぶぶあられのカリっとした食感や、わさびの風味が効いた絶品!

出汁は、「新ばし 金田中」で使用する出汁と同じ割りになっているそうで、染み渡るおいしさです。

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「三元豚しゃぶ ご飯」

二品目には、「三元豚しゃぶ ご飯」をチョイス。豚ロースのしゃぶしゃぶをキャベツ、長ネギ、しめじ、セリなどと一緒にいただきます。一見普通の胡麻ダレのようですが、ポン酢と合わせてあってさっぱりした味わい!一味と相まって、豚肉の甘みを引き立てます。

そのほか、九種の具材の旨みがギュッと詰まった「季節の寄せ鍋 ご飯」や、味も見た目も楽しめる「六色 手毬鮨」も人気なんだとか。

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「桜の峰岡豆腐」

デザートには、「金田中」の名物甘味、「峰岡豆腐」を堪能!牛乳プリンのようなやさしい甘みで、さっぱりと食べられます。季節ならではの桜の塩漬けがワンポイントです。

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