無料の会員登録をすると
お気に入りができます

「お金の知識」が無くても貯金は増やせる!お金に興味がない人も知っておくべき“2つのコト”

家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。気の合うお友達にもなかなか相談しにくい「お金のこと」に悩んでいる人はいませんか? 有料相談に申し込むほどではないけど、ちょっと聞いてみたいお金の疑問に、家計簿・家計管理アドバイザーがお答えいたします。今回は、「お金の勉強をしていないから貯金ができない」というお悩みです。

「お金の勉強をしていないから貯金ができない」

今回のご相談者さんは、「お金の勉強をしていないから貯金ができない」と悩んでいるご様子です。ご相談内容を見てみましょう。

貯金ができません。私自身お金のことが苦手で、勉強不足、知識不足のせいだと思っています。とはいえ、性格的にお金の勉強に興味を持つことができません。このような場合はどうしたらよいでしょうか。

お金の勉強をしないと貯金はできない?

picture
www.photo-ac.com

相談者さんを含め、「貯金ができないのは、お金に関する勉強や知識が不足していることが原因」と多くの方が考えていることでしょう。

しかし、実は貯金とお金に関する勉強や知識は、それほど大きな関連はありません。
もちろん「お金に関する勉強をしなくてもよい」と言っているのではありません。
より効率よく貯金をするために、お金に関する勉強はした方が良いものですが、お金に関する勉強をしなくては貯金ができないわけではないのです。

お金の勉強をしなくても貯金ができる理由

picture
stock.adobe.com

結論からお伝えすると、難しいお金の知識や情報を勉強しなくても、ある程度までの貯金は充分可能です。

なかには、「雑誌に掲載されているような節約上手にならなければ貯金ができない」と考えている人もいるのですが、貯金は凄腕のテクニックがなくてはできないものでもありません。

なぜなら、貯金は「収入」と「支出」と「貯金」のバランスで成り立つものであり、単純な足し算引き算さえできれば、十分に実現可能なものだからです。
むしろ、問題なのは「貯金は専門的なお金の知識や凄腕の節約テクニック、才能がなければできるようにならない」と考えてしまう心理状況です。

どこかで「私は知識もテクニックも才能もないから貯金は無理」と、貯金ができないことの言い訳にしてはいないでしょうか。
収入からまず貯金額を差し引いて、残ったお金で生活するといった単純なことができれば、難しいお金の知識や情報を勉強しなくても、十分に貯金は実現できますので、安心してください。

機会があればこれだけは抑えておきたい……!

抑えておきたいお金の知識は?

picture
www.photo-ac.com

最低限の貯金をするために、難しいお金の知識は必要ないものではありますが、最低限押さえておきたいお金の知識もあります。

1ふるさと納税やiDeCo、医療費控除など税金に関する知識

2希望する将来の簡単なライフプラン

少なくとも、上記の2点については、どこかのタイミングで勉強しておいても良いでしょう。
なぜなら、ふるさとの納税やiDeCo、医療費控除などは、知らないことで税金面で得をする機会を損失してしまいます。

また、将来の簡単なライフプランも作成しておくと、生涯にわたってどれだけの貯蓄を行えばよいかなど、お金に関する指針を立てることが可能になるため、家計が迷走してしまうことがなくなります。

難しいと感じるのであれば、このような専門的な知識の習得は専門家に任せ、必要ならば専門家のアドバイスを受けるというのもよいでしょう。

貯金に特別な才能は必要ない

picture
www.photo-ac.com

お金に関する知識や情報は金融リテラシーと呼ばれ、投資なども含めた様々な知識や情報を勉強することが推奨されます。

もちろんこのようなお金に関する知識や情報は、あって困るものではありません。機会があればしっかり勉強したいものです。
しかし、お金のことを勉強することに興味が持てない人や、苦手な人にとっては、お金の勉強をするのは大変な苦労となります。

貯金をすることについては、専門的な難しい知識は必要ありませんから、まず基本的な足し算引き算の計算式を用いて貯金を始めましょう。

貯金に成功し始めると、自然とこれまでは苦手だったお金に関する興味もわいてくることが多いものです。
興味がわいてきてから、本格的なお金の勉強を始めると、学習もはかどります。

緊急性が高い家計の場合はすぐに専門家に相談を

基本的には、上記のように単純な足し算引き算をするだけで貯金はできるようになるものですが、緊急性の高い家計状況の場合は話が別になります。
借金やローンで生活が苦しいなど、深刻な問題を抱えている場合は、できるだけ早い段階で専門家に相談しましょう。

オリジナルサイトで読む
記事に関するお問い合わせ