【編集部厳選】3歳前後で練習し始めることの多いハサミ。そんなハサミの練習に便利な幼児向けの楽しい練習ブックを紹介。難易度別におやこのくふう編集部が厳選してお届けします!
手先の動作だけで、紙をイメージした形に切り取ることができるハサミ。使えるようになることで、おうち遊びの幅をぐっと広げてくれます。
ハサミの練習をすることのメリット
ハサミの練習で身につくのは、ハサミという道具が使えるようになることだけではありません。実は子どもの成長に必要な、以下のような能力を養うことができるのです。
・手先の運動能力を高める
・手指の巧緻性を高める
・手・手首の調整力を高める
・図形感覚を養う
・社会性を身につける
・集中力を養う
・達成感を味わえる
ハサミを開閉するために必要な手指の動きが手先の運動能力を、また切りたい形に合わせて力を加減したり、手首の角度を変えることで手や手首の調整力を育みます。形があるものをよく見て切り取ることで、図形感覚も身につきます。
全ての動作が手先に集まるため集中力や巧緻性(こうちせい/器用さのこと)が高まり、小学校入学前からのえんぴつを使った学習がスムーズになるというメリットも。また、人に刃を向けない、使ったら元の場所にしまうなど、ハサミの危険性を学ぶことで社会性も身についていきます。
今回はそんなハサミの練習に最適な本やドリルのおすすめを10冊厳選しました。飽きずに取り組める工夫や、工作の要素もあるなど、楽しく続けられるものなど知育メリットのあるものがたくさん!
見出しの星は3段階の難易度になっていますので、選ぶ際の参考にしてくださいね。
1.小さな繰り返しでしっかりと覚えられる【★☆☆】
1回のハサミの開閉で切るところから、1回だけ折れ曲がるところまでを切る練習ができる、はじめてハサミを使う子にぴったりのドリル。同じことを繰り返しながら徐々にステップを踏んでいくので、ハサミの使い方の基礎がしっかりと身につきます。
「さいしょの きってみよう (おやこのファーストステップ) 」
価格:594円(税込)
2."はじめて"から形を切り抜くまでを身につける【★★☆】
1で紹介したドリル「さいしょのきってみよう」のステップアップ版です。こちらは2回の開閉で切るとろこからスタートして、曲がった線や長い線、形を切り抜くというところまで練習できます。小刻みに動かす、方向転換をして切ることを学べるので、少しずつハサミが使えるようになりもっと上達させたいという子に最適です。
「すいすい きってみよう (おやこのファーストステップ) 」
価格:594円(税込)
3.左利きの子にもうれしい両面印刷【★☆☆】
「1回の開閉で切る」~「丸く切る」までステップアップできるドリル。左利きの子どもも同じレベルで練習ができるようにと、裏面にもイラストと、左利きさん用のガイドが入っています!切り離しやすいミシン目と、指導のポイントがわかるアドバイス付きで、親も安心です。
「2歳 さいしょのはさみ (学研の幼児ワーク はじめてできたよ)」
価格:594円(税込)
4.シール&賞状付きだからやる気もアップ!【★★☆】
短い線を切る練習から、楽しみながらハサミの使い方を学べるドリル。一般的なA5サイズのドリルよりも少し大きめのB5サイズです。"できたねシール"と、"がんばったね賞状"付きで、最後まで飽きずに続けられる工夫、子どもが喜ぶしかけが詰まっています。
「くもん NEWすくすくノート はじめるはさみ 2~4歳向」
価格:563円(税込)
5.切るから簡単な工作練習までが身につく【★★☆】
厚手の紙が切りやすく、可愛いイラストが子どもを夢中にさせてくれるトレーニングドリルです。簡単な切る動作から、折り目を入れたりのりで貼ったりと、切る+αまで学べるのが特長。着実なステップアップで、ハサミの使い方もぐんぐん上達していきます。
「はじめてのはさみ(こうさく1)」
価格:726円(税込)