Q.副業に興味がありますか?
Q.副業をしていますか?
Q.勤め先では副業を認めていますか?
リクルートの岩山さんがアンサー!
Q.本業と同じ分野で副業をしている人が多い?
A.副業が本業にいい影響をもたらすメリットを感じる人、企業が増えています
「以前は本業と別分野の副業を持つ二足のわらじのタイプも多かったですが、今は本業と同じ分野の副業が増えてきています。働く当事者に加えて、副業を認めている企業からも『社内にない知識やスキルの獲得』『イノベーションの創発や新規事業の開発につながる』『副業で得た経験を本業への還元ができることでよい循環が生まれている』といった声が多く挙がっています」(岩山さん、以下同)
Q.副業を希望する人は増えている?
A.収入補塡、やりたいことを仕事にするなど様々な要因から増えています
「コロナ禍以降に副業を始める人が増えています。副業を持ち本業とダブルで収入を確保することでリスクを分散し生活の安定を図りたいという人、またやりたいことを仕事にしていきたいと思うなかでファーストステップに副業を選ぶ人も。いきなり本業を変えずに、まず副業から始めてみて自分に合っているかどうか、どんなことができるかを考える人もいます。全体として在宅でできてWEB上で完結する副業が多いですね」
Q.まず何から始めればいいの?
A.何を目的に始めるのか、身につけたいスキルを明確に
「本業と同じで目的が大事。『副業を通して何をするのか』『どうなっていきたいか』をまず考えて。その上で周囲の副業をしている人から情報を集めたり、手伝ったりしながら徐々にスキルや経験を積むとよいかたちで広がっていくのではと思います」
4.30代、起業のリアル
「憧れるけれど大変そう」という声が多かった起業。でも実は一人で独立する軽やかな起業も多かった!
Q.起業に興味はありますか?
Q.起業することのメリット・デメリットを教えてください
A.自分らしく働けることがメリット。その分責任とリスクが伴います
「より自分ならではの働き方ができるのが起業のよさ。コロナ禍で自分らしくやりたいことを仕事にというプライベート軸が強くなってきており、家族との時間のバランスをとる、働く場所やペースを考えての起業の選択も増えています。デメリットは失敗するリスクが伴うこと。一人で意思決定し責任を持ってやらないといけない分、『何のために』という起業の目的が大切になります」(岩山さん、以下同)
Q.どんな業界、業種での起業が多い?
A.インターネットサービスの立ち上げから社会課題を解決する分野まで多岐にわたる
「起業というと社員を抱えて会社を設立するイメージが強いと思いますが、自分でやってみたいサービスを立ち上げるために独立して一歩踏み出すかたちも多いです。業界業種は実に千差万別。アパレル、ネイルサロン、ベーカリー、農業など好きなことを仕事にする人から、フェムテックのような社会課題を解決するために起業する人まで幅広いですね」
Q.起業に向いている人はどんな人?
A.自分のこの先の人生についてよく考えていて、仲間集めが上手な人
「キャリアに限らず『自分の人生をどうしていきたいか』についてしっかり考えている人はぶれない芯の強さを感じます。さらに行動力という意味では、仲間集めができることが重要。自分が困っていることをきちんと伝え、人を頼れることも大事な力だと感じます」
5.転職、副業、起業した4人にインタビュー
【転職】憧れの広報職に向かって大手からベンチャー企業まで異業種・異職種へ4回転職!
キャリアヒストリー
前向きにあきらめず転職を重ねて得た経験が今につながっている
大学卒業後の進路に迷い、就職活動に出遅れてしまった照屋さん。
「応援することが好きで、サービスや人、モノの情報を必要としている人に届ける仕事がしたいと広報職を希望しましたが、すでに募集が終了し販売職として就職。本社へのキャリアアップ制度がありましたが枠があかないまま5年がたち、20代のうちにキャリアチェンジをと転職を決意しました」