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[11/8〜11/14の運勢]11月1週目の運勢はどうなる?SUGARさんが贈る12星座占いをチェック!

カルチャー

isutaでは今週も、SUGARさんが贈る週間占いを配信。

星乃せいこさんによる「毎月の運勢グラフ」も配信しているので、こちらもぜひチェックしてくださいね♡

1ヶ月ごとの運勢グラフ

今週のおひつじ座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

自然なボケ・ツッコミ

今週のおひつじ座は、「コの字型」カウンターの大衆酒場でひとり吞みをしつつ、ほどよい共同体意識に浸っていくような星回り。

一口に大衆酒場と言っても、さまざまな形や規模のカウンターが見られます。日本の居酒屋文化に詳しいマイク・モラスキーによれば「コの字」という形は比率では一番多くなくとも、最も客同士の共同体意識を生み出す形ではあるのだそうです。

まっすぐなカウンターの場合、両隣以外の客くらいしか意識することはなく、顔も見えにくく、すぐ近くに座っていてもしばらく飲んでいれば、次第に自分ひとりの空間に没入していくような感じさえ覚える。対して、「コの字」だと、誰もがほかの客の顔を見ることができますし、また常に見られてもいるから、カウンターは自然と「みんなの場」になっていきやすいのだと。

タイミングを見計らって気配りさえすれば、他人の会話に入っていくことが最も自然に許されるのが「コの字」型カウンターの最大の特徴であり、寛容な雰囲気の中で、ほどよい秩序が自然に保たれるのがその魅力という訳です。あなたもまた、自然とそうしたほどよい繋がりを感じさせてくれるような距離感を取り戻していこうとするはずです。

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今週のおうし座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

走馬燈の疑似体験

今週のおうし座は、何事であれ内にあるものを見せつけられていくような星回り。

「霧黄(き)なる市(まち)に動くや影法師」は、作者の夏目漱石が留学先のロンドンで詠んだ句。前書きには「倫敦(ロンドン)にて子規の訃を聞きて」とあります。

言うまでもなくロンドンは霧の街ですが、「霧黄なる」とはおそらく濃霧の中にぼんやりと浮かび上がる街灯のことでしょう。異国の地で日本人であることや、日本語でなにかを書くということに否が応でも向き合わざるを得なくなり、神経衰弱に苦しんでいた作者が、その果てに目の当たりしたのが掲句の描かれた光景だったのかも知れません。

おそらく「影法師」とは必ずしも盟友であった子規の面影に重なるものではなく、故国からの友の訃報を機に、夜霧に映し出された作者の内なる不安や想像が投影され、茫洋としたロンドンの街は一種不可思議な幻想空間となっていたのであり、そこで作者はありったけの投影を吐き出し切ってから、帰国の途についたのではないでしょうか。あなたも吐き出した夢を通して、かえって自分なりの現(うつつ)と向き合っていくことになりそうです。

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今週のふたご座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

直観と指さし確認

今週のふたご座は、衣服の胸のボタンを外して、左右に大きく開いていくような星回り。

よく美術や絵画の作品解説などを読んではじめて感動したという人がいるけれど、それは感動ではなく単に知識の理解で「わかった」に過ぎない。作品につきあう瞬間に私たちが働かせているのは直観であり、ストレートに意識の中核をうつ、言葉を超えた力に感応していくとき、そこで何かが決定的に変わってしまったりする。

そうした芸術作品の純粋鑑賞にとって、作品に描かれたシンボルや記号の意味を解説したりされたりすることは時に邪魔になることがある。意味など分からなくたって、作品のもつパワーやエネルギーは感じ取られるのであって、そこでは「何が描かれているのか」は大して重要ではない。

私たちが作品や人物をすぐに論じたり、説明したり、評価しようとしてしまうのは、もしかしたら誰か何かを「開かれた心でただ受け入れる」ことが下手になってしまったからなのかもしれない。あなたもまた、これはという人やモノがあったなら、できるだけその無意識な情報が語りかけてくるままにしていくべし。

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