4、休憩中にストレッチ
デスクワークをしていると、肩が凝ってきたりお尻や足が痺れてきたりしますよね。そんな時はストレッチを行いましょう。ストレッチを行うことで血流がよくなり、凝りやむくみの改善に繋がります。さらに、体全体も温まり、基礎代謝の向上にも繋がります。
・肩を回す
肩を前後各10回ずつ回してみましょう。できるだけ可動域を大きくしてみてください。ゴリゴリと音がする、そもそも固くてスムーズに回せないという方は、筋肉が凝り固まっている証拠です。頻繁に行うようにしましょう。肩こり解消はもちろん、顔の血色アップにも繋がります。
・ふくらはぎを伸ばす
足を前後に軽く開き、前の膝を曲げて、後ろ足のふくらはぎを伸ばしましょう。ふくらはぎは第二の心臓とも呼ばれており、血流改善の鍵となる部分です。冷え症の方は、欠かさずに行いましょう。
トイレに行った時や仕事がひと段落した時などタイミングを見計らってこまめにストレッチを行うようにしましょう。
5、温かいコーヒーを飲む
仕事をしながら飲む飲み物は、ジュースやカフェラテ、ペットボトルの水だったりと人それぞれかと思いますが、ダイエットを意識しているなら、ブラックのホットコーヒーがおすすめです。
コーヒー含まれているカフェインには脂肪燃焼効果や食欲抑制効果があると言われています。それに、コーヒーはブラックだとほとんどカロリーがないので、ジュースや清涼飲料水を飲んでいた方はコーヒーに切り替えるだけでカロリー摂取を抑えることができます。
ただし、同じコーヒーでも、カフェラテなどはミルクや砂糖が加えられていてカロリーが増えてしまうので注意しましょう。
また、カフェインには覚醒作用があるので、眠気を覚まし、仕事に集中して取り組むことができます。
6、ガムを噛む
ガムを噛むこともデスクワーク中のダイエットに効果的です。つい小腹が空いておやつを食べてしまうことが、デスクワークで太り原因になっているわけですが、噛むことで満腹中枢を刺激し、食欲を抑えることができます。何となく口寂しくてておやつを食べてしまうという方にも、効果的です。
また、ガムを噛むことで口の周りの筋肉を使うので、わずかですがエネルギー消費に繋がります。顔のたるみの引き締めにも役立ちますよ。
7、デスクでランチを食べない
デスクワークは、忙しいとついランチもデスクで食べてしまいがち。パソコンや資料をチェックしながら、という方も多いことでしょう。しかし、“ながら食べ”はダイエットのためによくありません。食べることに集中していないせいで、満足感が得にくく、後ですぐにお腹が空いてしまうことがあります。
また、デスクで食べるとおにぎりだけ、サンドイッチだけなど単品になってしまいがち。それでは栄養バランスが偏りますし、血糖値が上がりやすい食事になってしまいます。
ランチは、席を立って別の場所で食べるか、外食に出かけるようにしましょう。
デスクワークというと座りっぱなしで体を動かさないから太って当然、と思ってしまいがちですが、座りながらでもダイエットに効果的なことは実践できます。デスクワークのせいで太ってきたかも!?と感じたら、今回ご紹介した簡単な習慣を取り入れてみてください。
text:中野卓
スポーツ栄養学を専攻する大学院生。現在はトレーニングによるミトコンドリアの適応を促進させる栄養素について研究を進めている。水泳は、選手歴10年以上。アロマテラピー検定1級取得。