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寒さに負けない身体をめざす!薬剤師に聞く大人女性の「温活」習慣5つ

一気に気温が下がり、からだの冷えを感じやすい季節になりました。そんなときに意識したいのが「温活」です。積極的にからだを温める習慣を取り入れることは、美と健康を保つために大切なこと。今回は温活のメリットや取り組む際のポイントを、あんしん漢方の薬剤師、伊川ナナさんに伺いました。

そもそも温活とは?

photo:unsplash
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温活とは、からだを温める生活習慣を継続することで、体調の改善を目指すことをいいます。

冷えがからだにもたらす悪影響とは?

からだが冷えるとどのような影響があるのでしょうか? まずは、からだが冷えることのデメリットをみていきましょう。

1.免疫力が低下する

免疫システムは、体温36.5℃以上で活発になるといわれています。からだが冷えていると免疫システムがうまく働かないので、風邪をひきやすい状態になってしまうのです。

2.太りやすくなる

からだの冷えは基礎代謝量の低下につながります。基礎代謝量が低下すると、燃焼するエネルギーが減るため、太りやすい状態になってしまいます。

温活のメリットとは?

温活をすることで免疫力が上がり、風邪をひきにくくなる効果が期待できます。それだけでなく、からだを温めることは基礎代謝量のアップにもつながるので、太りにくいからだを目指すことができます。

からだを温める生活習慣のポイント

photo:unsplash
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では、からだを温めるには、どのようなことに取り組めばいいでしょうか?ポイントを2つご紹介します。

筋トレをする

筋肉は運動をすることによって熱を作り出す働きがあります。筋肉を増やすと作り出される熱が増え、からだが温まるのです。
家でできる簡単な筋トレや、階段の昇り降りなど、できることから始めてみましょう。

湯舟につかる

毎日の入浴はシャワーで済ますのではなく、しっかりと湯舟につかってからだを温めるようにしましょう。
入浴することで副交感神経が働き、血行がよくなります。38~40℃くらいのぬるめのお湯に、少し汗をかくくらいつかるのが効果的です。

からだを温める内側からの改善ポイント

photo:unsplash
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からだを温めるための食事は、何がポイントでしょうか? 2つご紹介します。

からだを温める食材を取り入れる

意識的にからだを温める食材を摂るようにしましょう。なかでも、生姜やシナモンは飲み物などにも入れることができるため、おすすめです。

水分補給は常温以上で

冷たい飲み物は、温度が低いままからだに入っていくため、内臓を冷やす原因になります。氷などが入った飲み物は控えて、常温以上の水分や温かい飲み物を摂るようにしましょう。

温活の最大のポイントは習慣化です。継続して取り組むことで、体調の改善が期待できます。ご紹介した温活習慣のなかから、継続できそうなものを生活に取り入れてみましょう。

漢方薬や薬膳の力を取り入れる

photo:unsplash
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からだの冷えが気になる方におすすめしたいのが、婦人科や内科で冷え症の治療にも使われている漢方薬です。
冷えは、女性ホルモンのバランスが崩れ、自律神経が乱れることが原因と考えられており、月経痛、月経不順、頭痛などを引き起こすと言われています。

漢方薬では、血(けつ)を補い、血、水(すい)、気の巡りをよくすることで、症状を根本から改善することを目指します。

ここからは、温活効果が期待できる漢方薬をご紹介します。

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