毎週火曜日19時日本テレビ系全国ネットで放送の『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』。
2021年11月23日放送分では、肉よりタレキャベツでご飯が進む焼肉定食の店や、負けずぎらいな女性店主が働く焼き鳥店に密着!
さらに、番組ではおなじみ『味のイサム』についても総集編で紹介していきます。
ゲスト:的場浩司、SHELLY、梅澤美波(乃木坂46)
長野県須坂市『とら食堂』笑えるほどウマい!?絶品タレでご飯が進む焼肉定食1,150円
オモウマい食堂と題して、まずは長野県須坂市にある『とら食堂』へ。店へ近づくと見えてくるのが「とら食堂」と店名が書かれた看板です。店名を見るやいなや、スタジオでは「阪神タイガースファン?」「とんかつ(の店)?」といった声が上がり、どんな店だろうかと思いを巡らせます。
さっそく入店し取材交渉をする番組スタッフに、店主の小林正徳さんは「(まずは)食べてみて」と笑顔。番組スタッフがおすすめを聞くと、すすめられたのは意外にも焼肉定食。「おいしいとんかつ」と外に書いてあったため、「とんかつじゃないの」とスタジオがざわつきます。
店主曰く、焼肉が成長してとんかつのウマさを追い抜いたとのこと。この説明にスタジオは爆笑です。焼肉定食を食べる前に紹介されたのが、長野県ブランド豚のみゆきポークを使い、たっぷりのニンニクで食べる特上とんかつ定食1550円!
SHELLY「このぶ厚さのわりには安い」
ヒロミ「東京じゃ、結構な値段するよ」
的場浩司「東京じゃ2000円いっちゃうんじゃないですか」
場面は変わり、厨房内の映像へ。アルバイト従業員のアンナさんに「がんばーれ」と独特のリズムで歌う店主。とにかく賑やかで明るい厨房の様子が伝わります。
忙しそうな店主から発せられた言葉は「ジャスト待っててモーメント」。何度か発せられるそのセリフに小峠さんも「それはなんだよ!」とツッコミます。そして、いよいよ焼肉定食の調理シーンへ。
どこまで撮影可能か問う番組スタッフに、味を最も進化させたというタレの調理風景も「全部見せる」と太っ腹な店主。焼いた豚肉に、ニンニクや日本酒約1合、20種類以上の材料を配合し、1ヶ月熟成させたしょうゆベースのタレを加えて完成です。
店主が「味が(日々)変化していくから」と自信を持つ、看板メニューの焼肉定食1150円。おかわり自由の千切りキャベツを、タレに浸して食べるのも通な食べ方です。
店内にいたお客さんは「(店主は)お客さんの顔を良く覚えていて、入ると歓迎してくれる。1日に店主は相当な量の感謝の言葉を言っている」と明かします。店主だけでなく厨房で鍋を振る料理人、配膳スタッフも口々に「ありがとうございます」、「ありがとう」と口にする光景が見られます。
ヒロミ「ありがとうございますじゃなくて、ありがとうって言われるの嬉しいよね」
小峠「みんな言い方が優しいですよね」
焼肉定食の美味しさに終始釘付けだったスタジオの面々でしたが、店主やスタッフの優しさに気分がホッコリするのでした。
新潟県新潟市『やきとりほしの』負けず嫌いな85歳の店主が作る!1本100円の絶品焼き鳥
続いてはオモウマいお持ち帰り焼き鳥店、『やきとりほしの』の紹介です。冒頭から100本をお持ち帰りするお客さんの様子が映され、かなりの繁盛店であることが伝わります。店主は女性の星野ケンさん。昭和11年生まれ、85歳と話す星野さんは、8歳で終戦を経験。「働くことは惜しくない」と笑顔で話します。
テキパキと働き店を切り盛りする星野さんがオーナーかと思いきや、社長は男性の古川昭二さん。2人は45年来の知人で息もぴったり。「焼けねぇって…」という古川さんに対して、「はよ焼きあげれて!」と星野さん。焼き台の前では星野さんが主導権を握ります。
仕込みの串打ちの様子が流され、人気の秘訣が徐々に明かされます。「全部うちで作って売っていて、肉は国産の生。冷凍肉は使わない」と星野さん。串にも秘密があり、一般的なものよりも長い串を使っています。この長い串に「人が3個(のつくねを)刺して売ってるのを、私は4個(で売る)。負けず嫌いだから」と打ち明ける星野さんにスタジオでは感嘆の声が上がります。
最高級の豚肉を使う豚バラ、せせり、ねぎまと紹介される串はどれも1本100円。あまりの安さにヒロミさんは「もっと高くてもいいよね」とつぶやきます。
肉の卸業を始めて40年、その後、小売りにでてきて20年。実は会社を立て直したのは星野さんの力によるところが大きいそう。だからこそ、星野さんは社長に対してズバズバと意見が言える間柄。社長自身も「家族みたいな関係だから」と笑顔で話す、アットホームな店なのでした。