実はアレンジし放題♡
そのまま下ろしていると、視界を遮り、鬱陶しさを感じてしまう伸ばしかけの前髪。我慢ができずに、結局カットしてしまった…そんな経験がある人も多いのではないでしょうか。
一方で、ある程度の長さがあるからこそ、アレンジがしやすいという声があるのも事実。そこで、伸ばしかけの今だからこそ楽しめるアレンジを集めてみました。
どのアレンジも、不器用さんでもできるような簡単なものばかり。前髪を伸ばしかけの人はもちろん、もともと前髪が長い人にもおススメです。ぜひ参考にしてみてくださいね。
“伸ばしはじめたばかり”さんへ
そのまま下ろすと、ちょうど目に入る鬱陶しい長さ。ピンやゴムでアレンジすると幼くなってしまう長さでもあるので、毎日がストレスで、この時期が一番ツラいですよね。今回は、ブローでこの時期をしのぐアレンジをご紹介します。
流し前髪
手でかき分けても、すぐにストンと落ちてきて目に入る長さ。伸ばし始めの前髪をブローする場合は、毛先が斜めに流れるようにするのが正解。毛先の方向が変わるだけで、目に入る煩わしさから解放されますよ。
使うのはコテ。太さは32mmがオススメですが、使い慣れた太さで大丈夫です。「巻かなきゃ!」と必死でカールさせると、クリンと意図しない方向に向いてしまうので気を付けましょう。
きれいに斜めに流れるようにするには、一度に巻かないことがポイント。前髪を縦に3つに分け、内側の束はしっかり目に、真ん中は普通、外側は緩く巻きましょう。この時、コテは縦向きで巻くときれいに仕上がります。
こなれプチ団子
カジュアルに過ごしたい時は、やっぱりお団子が楽チンで可愛いですよね。ただ、大人女子には少し幼くなりすぎる場合も。そこでオススメなのが、軸を少しサイド寄りにした“こなれプチ団子”です。
前髪とハチ周りの髪をギザギザの分け目で取り分け、やや右もしくは左寄りで束ねます。その束を毛先までロープ編みにし、たっぷりほぐしてゴムに巻き付けます。ヘアアクセも斜めにつければ、さらにこなれ度アップしますよ。
“あごラインまで伸びました”さんへ
食事の際に邪魔になったり、仕事や勉強に集中できなかったりと、目に入る長さではないものの、そのまま下ろしていると何かと邪魔になる長さです。不意にやってくるストレスを回避するアレンジをマスターしましょう。
流し前髪風
流し前髪にするには長すぎるし、耳にかけるには短すぎる。下を向くとダランと落ちる…そんな悩みは「流し前髪風」で乗り切りましょう!ただピンで留めるだけの「ピッチリ前髪」にならないコツがあるんです。
前髪よりも長いサイドとバックの髪も少し混ぜて、いつもの分け目をずらします。流したい方向のこめかみ辺りでピン留めをしたら、前髪を引き出してバランスよく仕上げます。前髪より長い髪を混ぜることで、髪同士が絡んで、引き出しても崩れにくくなるんです。
かきあげ前髪
長く伸びきってしまうより、あごラインぐらいの長さの方がふわっと持ち上がりやすいですよ。生えグセのある人、ペタンとなりやすい人も、ピンを使えば簡単にかきあげ前髪を楽しめます。
直毛さんや頑固な生えグセがある人はシングルピンを使います。前髪を持ち上げた状態で、ピンを縦方向に手前から奥に挿し込みます。スプレーをかけ、乾くまでの間に毛先をブロー。ピンを外して馴染ませます。
ねこっ毛さんやボリュームの出にくい人は板ピンを使います。前髪を立ち上げて横方向に挿し込み、ドライヤーを温風→冷風の順にあてて形を定着させます。ピンを外してからスプレーをかけ、馴染ませて完成です。