ダイエットというとランニングやウォーキングなどの運動を思い浮かべると思います。日によっては運動をしてもエネルギーを消費した気分にならないかもしれませんが、こうした運動は1日30分だけでもダイエットに効果があります。今回は1日30分のウォーキングがダイエットにどれだけ効果的かを紹介していきます。
ウォーキングはダイエットになるの?
ウォーキングは運動強度が低く、体に負担がかかりにくいので運動が苦手な方でも手軽に始められる運動です。ダイエットのための有酸素運動としても、おすすめです。
しかし、ウォーキングはジョギングやランニングに比べ楽に感じるので、毎日ウォーキングを続けていても本当に痩せるのだろうか?という疑問が湧いてきますよね。また、毎日ウォーキングを取り入れているけど、なかなか効果を実感できないという方もいるかもしれません。
実際に、ウォーキングはダイエットに効果があるのでしょうか?
1日30分のウォーキングでもダイエットに効果的!
一見楽そうに見えて、あまりエネルギーを消費していそうにないウォーキングですが、実は1日30分だけでもウォーキングを取り入れるとダイエットにかなり効果的です!
歩くだけでダイエット効果があるなら、ぜひ取り入れたいですよね。
ここからは、1日30分ウォーキングを取り入れることがどれだけダイエットに効果があるのか、ウォーキングを取り入れるメリットなどを紹介していきます。
1日30分のウォーキングの消費カロリーは?
ダイエットのためにウォーキングを行う目的は、エネルギーを消費すること。歩くことでカロリーを消費して脂肪を落としていきます。まずは、1日30分のウォーキングを続けると、どれだけカロリーを消費できるのか計算してみましょう。
消費カロリーを簡単に知ることのできる計算式をご紹介します。自分の体重(kg)に歩いた距離(km)をかけるだけで、おおよその消費カロリー(kcal)を計算できます。つまり、
消費カロリー(kcal) = 体重(kg) × 距離(km)
という式で表せます。
それではこの式を用いて、実際にウォーキングの消費カロリーを計算してみましょう。
ウォーキングの平均速度は約時速6km(ちょっとだけ速く歩く速度)です。この速度で30分ウォーキングを続けると、3km歩くことになります。
体重が50kmの場合、3km歩くと50×3=約150kcalのエネルギーを消費することになります。週に5回1日に30分のウォーキングを行うと、1ヶ月で150×20=3000kcalものエネルギーを消費することができます。
3000kcalというと、約0.5kgの脂肪が蓄えているエネルギー量に等しいです。つまり、3000kcal消費すると脂肪を0.5kg減らすことができます。脂肪が減ると体内の水分も減るので、体重にすると約1kg減るという計算になります。
ダイエットにウォーキングがオススメな理由
毎日続けることで確実にエネルギーを消費でき、体重を落とすことができるウォーキング。ウォーキングにはエネルギーを消費できる以外にも様々なメリットがあります。
・痩せやすい体質になる
ウォーキングを続けると、下半身に筋肉がつき基礎代謝が上がります。基礎代謝が上がれば、何もせずに消費されるエネルギーが増えるので痩せやすくなります。
・継続しやすい
毎日忙しい女性の場合は、ダイエットのためとはいえ、疲れる運動は極力避けたいですよね。運動のせいで仕事に支障をきたしてしまっては、続かない原因になってしまいます。ダイエットに大事なのは、続けること。ウォーキングは負荷が軽いので、疲れずにダイエットをしたいという方には非常にオススメです。
・体力がつく
ウォーキングを習慣にすると、疲れにくい体を手に入れることができます。ダイエットのために運動をしなければいけないと思い、急に筋トレやジョギングをしてしまうとすぐに疲れてしまい続かなくなってしまいます。ウォーキングで体力をつけてから行えば、ダイエットのための運動も継続しやすくなります。日常生活においても、疲れが抜けないなんてことがなくなりますよ!
・怪我のリスクが少ない
足腰への負担も少ないので、筋肉痛になりにくく、関節を痛めたりするリスクもかなり低いです。なるべく怪我をせず、安全に運動をしたいという方にウォーキングはぴったりです。
・いつでもどこでも簡単にできる
時間や場所を選ばないというのもウォーキングのいいところです。ランニングや水泳の場合シューズや服、水着などの準備が必要です。そのため、これから運動をするぞ、という気持ちにならないとなかなかできません。
一方、ウォーキングは準備がほとんど必要なく、気が向いた時に行うことができます。運動をするぞという意気込みも必要なく、気軽に行えます。
雨の日は外を歩くと濡れるのでウォーキングができないと思うかもしれませんが、そういう時は屋内で広い場所を探せば良いのです。例えばショッピングモールや駅の地下など。こうした場所は運動をするところではないので他の人の邪魔にならないように気をつけなければなりませんが、屋外と同じようにウォーキングを行うことができます。