バナナダイエットは昔からある方法でたくさんの人が実践していますが、最近その人気が再燃しています。しかし、昔と変わらずバナナダイエットに失敗し断念している人も多いです。なぜ朝バナナダイエットが上手くいかないのか?!その理由と朝バナナダイエットを成功させる方法についてご説明します。
朝バナナダイエットとは
朝バナナダイエットとは、朝にバナナ1~2本と水を飲むという簡単なダイエット法です。バナナと言えば甘い食べ物、朝から食べたら太るのではないかと思いがちですが、バナナに含まれる糖質のなかでブドウ糖はすぐに脳へのエネルギーに変わります。また、バナナに最も多く含まれるショ糖は血糖値を緩やかに上昇させるので、食パンやお米よりも太りにくい食材なのです。果物から摂れる天然の糖質は身体に優しいですよ。
バナナ1本分のカロリー
バナナ1本あたりは80~90キロカロリーです。お米1膳が約230キロカロリー、食パン1枚約180キロカロリーですが、それらのみでは満腹感を得られませんがバナナ2本食べたらお腹いっぱいになりますね。
朝にバナナを食べたら良いと言われる理由
朝にバナナを食べるメリットは睡眠中に失ったミネラルを補給できるからです。また、バナナの糖質はすぐにエネルギーに変わるので仕事や運動をする前である朝に摂り身体にスイッチを入れることでより能力を発揮します。
朝バナナダイエットのやり方
朝バナナダイエットのやり方についてです。
朝バナナダイエットは胃腸に負担をかけないよう考えられたダイエット法です。やり方は朝食としてバナナを食べて常温の水を飲むだけ、また他の2食をバランス良い食事にし、その日のうちに眠るようにしましょう。しっかり噛むことで消化器官の働きを活発にすることと十分な睡眠をとることで自律神経のバランスを整えます。自律神経のバランスが整うとバナナの食物繊維も助けになり快適なお通じが期待できます。
ブログから読み解く!朝バナナダイエットに失敗して太る理由
ブログなどのSNS上で朝バナナダイエットに失敗して逆に太るという話題を見かけますが、朝バナナダイエットで失敗をしてしまう人の共通点を挙げます。
■冷水を飲んでいる
SNSの画像を見るとバナナと水滴がついたグラスが写っています。朝バナナダイエットのルールは常温の水を飲むこと、なぜ常温なのかというと、朝から内臓を冷やさないためです。ダイエットの敵は冷え、血行が悪いとせっかく摂ったバナナの栄養やエネルギーを身体中に届けることができません。なにより朝から内臓を冷やしてしまうことで1日中身体が温まらないのが問題ですよ。
■水以外を飲んでいる
こちらもSNSなどブログで見かける画像ですが、バナナと一緒にコーヒーや野菜ジュースなど水以外の飲み物が写っています。ルールは常温の水を飲むこと、目的は朝から胃腸に負担をかけないこと、コーヒーで刺激を与えたり野菜ジュースで余分な糖質を摂ったりしてはいけません。市販の野菜ジュースはよく見て選ばないと、砂糖が含まれていることが多いですよ。
■食事のバランスが悪い
ある食べ物がダイエットに良いと知るとその食品だけを食べ続ける人がいますが、バランス良い食生活をしないとダイエットに成功しません。偏った食生活はたとえ一時期体重が落ちたとしても、もとの生活をするとたちまちリバウンドします。朝バナナダイエットは朝食のみバナナに置き換えましょう。
■そもそもバナナが嫌い
バナナが苦手な人にとって毎朝1本でも食べるのは苦痛です。なにごとも継続が大事ですが、続けることができないのですからもちろん効果はあらわれません。バナナが苦手な人は無理に朝バナナダイエットにチャレンジする必要はありません。
■アレンジしすぎで疲れる
バナナを毎日食べていると飽きるので食べやすいようアレンジする人がいますが、過剰なアレンジはカロリーをアップさせたり効果を半減させたりする原因になります。また、毎朝アレンジ料理を作るのも負担で続かない原因です。
朝バナナダイエットを成功に導くプラスαとは
バナナ好きでも毎日続くと飽きてきます。朝バナナダイエットをより成功に導く簡単で飽きない方法をご提案します。
■ヨーグルトを足す
ヨーグルトの腸内環境を整える働きをするヨーグルトと一緒に食べて相乗効果をはかりましょう。もちろん常温にして、砂糖抜きのヨーグルトを選びます。お好みでシナモンをかけると良いです。
■皮ごとバナナを焼く
バナナを皮ごとトースターで焼いて食べるのも身体が温まるし美味しいですよ。そのままでも十分ですが、飽きてきたらこちらにもシナモンを少しかけると、また違った美味しさになります。
最後に
バナナは腹持ちが良いので、朝バナナダイエットでは朝から満腹感を感じ、満足することでストレスなくダイエットをすることができます。ポイントは胃腸に負担をかけないこと、また無理なく続けるコツは過剰なアレンジをしないことです。
text:common編集部