「崎陽軒 中華街シウマイBAR店」は、横浜名物シウマイ(できたて)をアツアツの状態で味わうことができるBAR業態のイートイン店舗です。定番のシウマイ弁当などを購入できる物販コーナーの併設はもちろん、中華街の食べ歩きにぴったりなテイクアウトも可能。シウマイをつまみにサクッとひとり飲みなど気軽に利用できます。
崎陽軒シウマイのルーツである横浜中華街
昭和3年(1928)の発売以来、人々から愛され続ける横浜名物シウマイを中心に、バラエティ豊かなお弁当が人気の「崎陽軒」。そんな「崎陽軒」のシウマイのルーツは当時南京街といわれた横浜中華街にあります。
「崎陽軒」は創業間もなく横浜駅で駅弁の販売を開始。ただ横浜駅は東京駅から近く、駅弁の販売には不向きでした。初代社長、野並茂吉氏はそんな状況を打開すべく横浜名物の開発に着手、当時南京街(横浜中華街)で提供されていた「焼売」に着目し、約1年間の試行錯誤の末、冷めてもおいしいシウマイを開発しました。
冷めてもおいしく食べられるシウマイやシウマイ弁当が人気の一方で、できたて熱々をその場で食べられるシウマイはないの?という声も多くあったそう。横浜中華街は食べ歩きも人気のため、2016年に東京駅一番街にオープンしたお店に続き、2019年に「崎陽軒 中華街シウマイBAR店」が誕生しました。みなとみらい線元町・中華街駅から徒歩すぐの場所にあります。
定番のシウマイ弁当やグッズも数多く揃う
店内は定番のシウマイ弁当やオリジナルグッズが購入できる物販スペースとイートインスペースに分かれています。
「昔ながらのシウマイ 15個入」620円
物販スペースには看板商品である「昔ながらのシウマイ」をはじめとした各種お弁当や、おみやげにぴったりな商品がずらり!
「杜仲高麗豚真空パックシウマイ 15個入×2箱」1470円
こちらは杜仲(とちゅう)と高麗人参を加えた飼料で育ったブランド豚「杜仲高麗豚」を使用した「杜仲高麗豚真空パックシウマイ」。真空パックがされており、製造から常温で5カ月の保存が可能な日持ちのするシウマイです。横浜中華街をモチーフにしたイラストパッケージは横浜中華街エリアでしか購入することができない限定商品です。
左から「売り子はっぴ風あったかはんてん」4980円、「昔ながらのシウマイブランケット」2850円
雑貨類なども豊富に取り揃えています。横浜駅ホームでシウマイを販売していた売り子気分になれる「売り子はっぴ風あったかはんてん」や「昔ながらのシウマイ 15個入」のパッケージデザインがされたブランケットなどユニークな商品も販売。ブランケットは表面にシウマイの包装紙、裏面にシウマイが並ぶ中身が描かれているので、これにくるまればシウマイ気分が味わえるかも?
イートインで食べたいおすすめメニューをご紹介
イートインスペースは店内の奥にあります。入口でイートインの注文を済ませて席へ。席数はそこまで多くありませんが、カウンターと2名用テーブルがあるので食べ歩きの途中で休憩がてら立ち寄ったり、ひとりでサクッと飲みたいときに気軽に利用できたりしそう。
「焼焼売(やきシウマイ) 6個」460円(店内価格)
イートインでのおすすめメニューをご紹介します。写真は、シウマイの新しい食べ方の提案として、表面をカリッと焼き上げた「焼焼売(やきシウマイ)」。醤油の香ばしい味わいと、タケノコが入っていることにより食感も楽しめるのが特徴です。ビールなどのお酒によく合います。一緒についてくる柚胡椒で味変するのもおすすめ!
ちなみに「焼焼売(やきシウマイ)」は、タイミングがよければ焼いているところをお店の外からガラス越しに眺めることも可能。機械はたこ焼き機と同じものを使用しており、コロコロをシウマイが回っている様子はつい見入ってしまいます。
「チーズシウマイ 2個」410円(店内価格)
こちらは餡をチーズで包み込んだ、「チーズシウマイ 2個」。「崎陽軒」史上もっとも大粒なシウマイです。チェダーチーズ、クリームチーズ、パルメザンチーズの3種のチーズを使用。濃厚なチーズに合うよう、餡は豚肉に加えて鶏肉も使っているので、ジューシーながら口当たりが軽やか。
ひとくち食べると、中からとろりとチーズがあふれ出てきます。チーズがトロトロなのは蒸し立てだからこそ。こちらもビールやワインにぴったりです!
「筍煮」300円
最後にご紹介するのは、シウマイ弁当のおかずのひとつでもある「筍煮」。これだけで商品化してほしい!という声が上がるほどの不動の人気を誇ります。「崎陽軒 中華街シウマイBAR店」ではおつまみとしてオーダーすることができ、これまたビールが進む!コリコリシャキシャキとした食感があと引くおいしさです。