「寝るだけでは終わらせない、旅のテンションを上げる都市観光ホテル」をテーマに、星野リゾートが新しく展開するブランド「OMO(おも)」が全国に増加中! 2021年11月、「OMO5京都祗園 by 星野リゾート」がオープンしました。京都では3つ目となる「OMO」。祗園の街を知り尽くしたスタッフのサポートのもと、街の歴史やお得な情報を知ることができるOMO5京都祗園。その魅力をたっぷりお伝えします!
地域密着型の都市型ホテルにようこそ
OMO5京都祗園は、八坂神社から徒歩すぐの祗園の中心部に佇むホテル。ロゴと白い暖簾が目印です。
受付を済ませ、エントランスをぬけると「OMOベース」と呼ばれるパブリックスペースが現れました。芸舞妓さんのうちわや手ぬぐい、香り袋など祗園の暮らしにまつわるアイテムが展示されていて、眺めているだけで気分が上がります!
壁一面に掲示されたマップは、ホテル周辺の魅力を宿泊者に伝えるスタッフ「ご近所ガイド OMOレンジャー」が作ったもの。定番のスポットから、ディープなスポットまで幅広い施設を網羅しています。OMOレンジャーが街歩きをサポートしてくれるツアーもあるので、後ほど紹介します。
泊まるだけじゃない!お部屋での楽しみ方を伝授
続いて、気になるお部屋に潜入! 客室は、赤・緑・青の3つのデザインタイプで、日本の伝統文様を表現しています。画像は籠目模様に鶸(ひわ)・苔・裏柳の色を組み合わせています。
屋台をイメージした遊び心のある部屋には、提灯が飾られています。
また壁にはOMOベースにある祗園のおすすめスポットの縮小版が掲示されているので、ゆっくり旅の計画を立てられますよ。
おすすめの朝食プランは、ホームベーカリーでパンを作って、焼きたてをいただける「おへやベーカリーセット」。ホームベーカリー(レンタル)と材料、抹茶スプレッドや粒あんなど6種類のコンディメント、ドリップコーヒーが付いて1人1000円です。京都はパンとコーヒーの消費量が全国トップクラスということで、このプランが発案されたそう。
多くの客室にキッチンが備え付けられているので、サラダやスープを一緒に作るのもいいですね。
京都の文化を体験できるアクティビティも!
OMO5京都祗園では、京都の文化を体験できるアクティビティも多数用意しています。「祗園てくてく茶会」は、OMOレンジャー一押しのお店で和菓子を購入し、部屋に持ち帰って抹茶と一緒に楽しむプラン。お茶道具一式を借りて自分で抹茶を点てることができるのです。
ホテルに戻ったら、抹茶の準備をしましょう。OMOベースで実際に茶葉を挽き、部屋で抹茶を点て、お菓子と一緒に楽しみます。
実際に茶葉を茶臼で挽いてみました! 思ったより力のいる作業でびっくりしましたが、自分で挽く抹茶は格別でした。受付時間は15:00~18:00、予約不要、和菓子購入費のみ別途必要です。
旅行の楽しみの一つ、ホテル周辺の飲食店もスタッフにおまかせ! 祗園は敷居が高そう…と不安な人も「祗園おせわがかり」に希望の予算や食べたいものなどを伝えると、ぴったりなお店を提案してくれます。
3日前までの予約で、客室に老舗仕出し店「菱岩」などの弁当手配も行っています。お部屋でいただけるので、リラックスしながら京料理を堪能できますよ。
祗園周辺を巡るツアー「祗園うるわし朝まいり」に参加してみよう
毎朝、OMOレンジャーが祗園を案内する「祗園うるわし朝まいり」を開催しています。花見小路や安井金比羅宮、ねねの道などを巡り、最後に八坂神社でお千度詣りをするツアー。OMOレンジャーは参拝の仕方はもちろん、各スポットのお得な情報を教えてくれます。
朝から参拝し、すっきりした気分になれました。早起きするのっていいですね! 参拝後はかつて旅人がお参りのあとに喉を潤していたという「御香煎(おこうせん)」を飲んでツアーは終了。実施時間は毎朝6:30~7:30の1時間です。