食べたり飲んだりする機会が多くなると、どうしても欲しくなるのが「痩せやすいカラダ」ではないでしょうか。
痩せやすいカラダを作る方法にはいろいろありますが、腸内環境を整えることも有効です。
では腸内環境を整えて「痩せボディ」を作るにはどうすればよいか、その方法についてお伝えしたいと思います。
2:腸内で善玉菌を増やすことができる食品を摂ること
腸内で善玉菌を増やすことができる食品として、「食物繊維」と「オリゴ糖」が含まれた食品が挙げられます。
「食物繊維」とは?
食物繊維は、水に溶けない「不溶性食物繊維」と、水に溶ける「水溶性食物繊維」の2つに分類されます。
1. 不溶性食物繊維
不溶性食物繊維には、主に4つの種類があります。
・セルロース(野菜など)
・ヘミセルロース(穀類、大豆類など)
・リグニン(ココア、豆類)
・キチン(甲殻類の殻、キノコ類)
不溶性食物繊維は、水分を吸収して大きく膨らみ、腸を刺激して蠕動運動を活発にすることで便通を促進する効果があります。
2. 水溶性食物繊維
水溶性食物繊維には、主に3つの種類があります。
・ペクチン(野菜、果物など)
・アルギン酸(海藻類)
・グルコマンナン(こんにゃく)
水溶性食物繊維は腸内で善玉菌のエサとなり、善玉菌を増やすことができます。また、小腸での吸収速度が緩やかなので、血糖値の急激な上昇を抑制する効果もあります。
オリゴ糖
「オリゴ糖」は、単糖が2~10個結合した少糖類のことで、「オリゴ」とはギリシャ語で「少ない」という意味です。
オリゴ糖には「消化性」と、消化されずに大腸まで届く「難消化性」の2つがあります。
難消化性のオリゴ糖は、消化酵素でほとんど分解されずに消化・吸収されて大腸に届きます。大腸に届いたオリゴ糖は、ビフィズス菌のエサとなってビフィズス菌を増やすことができます。
オリゴ糖を多く含む食品として、ゴボウや大豆、バナナなどが挙げられます。