無料の会員登録をすると
お気に入りができます

お酒で太る人痩せる人の違いって?ダイエット中のお酒を楽しむ3つのコツ

美容

忘年会などイベントごとでお酒を飲む機会が増える年末。ダイエット中はお酒を我慢するひとは多いのではないでしょうか。しかし無理にお酒をやめようとしても、ストレスで他のものを食べすぎてしまったら、意味がありませんよね。そこで、今回はダイエット中のお酒の飲み方について、あんしん漢方の薬剤師、有島ゆいさんに伺いました。

ダイエット中でもお酒を楽しめる?

photo:unsplash
photo:unsplash

「お酒を飲むと太る」という話はよく耳にすると思いますが、これにはアルコールの成分が関係しています。

アルコールの主成分は、エタノールです。エタノールはからだに有害であるため、体内で優先的に分解されます。すると、糖質や脂質など、他の栄養素の分解がおろそかになり、結果として痩せにくくなると考えられます。

そのため、ダイエット中はお酒を飲まないに越したことはありません。しかし、飲み方を工夫すれば、ダイエット中であってもお酒を楽しむことができるのです。

ダイエット中にお酒を飲むときに押さえるべき3つのポイント

photo:unsplash
photo:unsplash

それでは、ダイエット中にお酒を飲むときのポイントをご紹介します。

1:糖質の低いお酒を飲む

まず、基本的なことですが、ダイエット中は糖質の低いお酒を選びましょう。おすすめなのは、焼酎やウイスキーなどの蒸留酒です。

ただし、甘い炭酸水やジュースなどで割ってしまうと意味がありません。水やお湯、お茶など無糖のもので割るようにしてください。
蒸留酒は低糖質とはいえ、アルコール度数が高いものが多いため、分解されるときに中性脂肪が合成されやすいと考えられます。したがって、蒸留酒であっても、飲みすぎには十分注意しましょう。

2:太りにくいおつまみを選ぶ

お酒を飲むときに欠かせないおつまみも、糖質や脂質の低いものを選びましょう。加えて、アルコールや糖質の代謝を助ける食材を選ぶこともポイントです。

以下に、ダイエット中におすすめのおつまみをご紹介します。

・焼き鳥(塩)
・枝豆
・冷奴

焼き鳥は、低糖質メニューの代表格です。ただし、タレは糖質を多く含むので、必ず塩を選びましょう。

また、おつまみの定番である枝豆には、糖質の代謝を助けるビタミンB1が豊富に含まれています。
そして、豆腐は低糖質なだけでなく、肝機能をサポートする植物性タンパク質を摂取できる優秀な食材です。
ただし、枝豆に塩をつけすぎたり、豆腐に醤油をかけすぎたりすると、塩分の摂りすぎにつながります。これは、むくみの原因となるので注意しましょう。

3:利尿作用のあるお茶をチェイサーにする

飲酒後に気になるのが、翌日のむくみですよね。むくみを予防するために、お酒と一緒に水分もたっぷり摂りましょう。水分を多めに摂ることで、アルコールの代謝を促すことができます。

チェイサーとして、利尿作用のあるお茶を選ぶのもいいでしょう。
お茶のなかでも、緑茶にはビタミンCが豊富に含まれています。ビタミンCは、二日酔いの原因となるアセトアルデヒドの分解を促進するので、二日酔いの症状が気になる方にもおすすめです。

ただし、アルコール自体にも利尿作用があるので、脱水状態にはくれぐれも気をつけてください。

休肝日を作って体型管理&からだをいたわることも大切

photo:unsplash
photo:unsplash

ここまでダイエット中のお酒の飲み方について解説してきましたが、休肝日を作ってからだをいたわることも忘れてはいけません。
1日のお酒の量や体質を考慮して飲酒の頻度を決め、毎日飲酒するのは控えるようにしましょう。

また、お酒を飲まない日は、食べすぎにも注意が必要です。休肝日はお酒がない分、ご飯の量が増えてしまいがちですが、食べすぎも肝臓に負担をかけてしまいます。

なお、飲酒後の不調が気になる方には、二日酔いの治療薬として医療現場でも使われている漢方薬がおすすめです。漢方薬のなかには、二日酔いの予防や、肝臓・腎臓の働きを改善するものもあります。漢方薬は自然の生薬からできているのでからだにやさしく、西洋薬には抵抗があるという方でも取り入れやすいでしょう。

お酒を飲む方におすすめの漢方薬2選

photo:unsplash
photo:unsplash

・五苓散(ごれいさん)
二日酔いに使われる代表的な漢方薬で、飲酒翌日のむくみが気になる方におすすめです。余分な水分を出しやすくするので、むくみや頭痛などの症状の改善に用いられます。

・黄連解毒湯(おうれんげどくとう)
お酒を飲むと顔が赤くなったり、からだが熱くなったりする方におすすめです。体内にこもった熱を逃がすので、二日酔いや胃炎などの症状に用いられます。

オリジナルサイトで読む
記事に関するお問い合わせ