スクワットで痩せない理由②:継続していない
トレーニングを継続することも重要です。スクワットに限らずどのトレーニングでもそうですが、1日で効果が出るものではありません。継続してトレーニングを行わないと効果が得られません。三日坊主になりがちだという方は特に注意しましょう。
スクワットで痩せない理由③:体脂肪が多すぎる
体脂肪が多すぎるとスクワットダイエットに失敗する原因になります。体脂肪が多すぎる状態でスクワットを行うと、体に大きな負担がかかり怪我の原因にもなりますし、負荷が重くきつすぎてすぐにやめてしまう原因にもなります。
ある程度食事制限などで痩せて、スクワットができる状態になってから取り組みましょう。
正しいスクワットのやり方~フルスクワット編~
初めてスクワットを行う、スクワットが上手くできないという方は、椅子を使って行うと感覚をつかみやすいのでおすすめです。ひざが前に出てしまうと、太ももの前側の筋肉にばかり効いてしまい、太ももが張り出してしまう原因に。椅子を使うことで、ひざがつま先より前に出ない状態でスクワットをしやすくなりますよ。
大事なポイントは3つ。膝が中に入り内股にならないようにすること、膝がつま先より前にでないようにすること、背中は丸めずに行うことです。体の軸を意識しながら、腰を落としていきましょう。
慣れてきたら椅子を外して行ってみて!
正しいスクワットのやり方~ワイドスクワット編~
スクワットの効果を得るためには正しいフォームで行うことが大切です。ここでは、内転筋を鍛えることができるワイドスクワットのやり方をご紹介していきます。通常のスクワットだと太ももの前が痛くなってしまう、腰が十分に落とせないという方にもおすすめです。
1、左右に大きく足を開く。
2、つま先を斜め外側に向け、胸の前で両手を握る。腰に当ててもOK。
3、腰を垂直に落とし、ゆっくり元の姿勢に戻る。
お尻は突き出しすぎずに、骨盤をニュートラル(前傾も後傾もしない)な状態に保つこと。軽くお尻を後ろに出す程度にしましょう。まずは、ゆっくり5回程繰り返してみましょう。反動をつけず行うことで、じっくり筋肉に効かせることができます。
今回は今世界でブームになっているスクワットダイエットについて紹介しました。スクワットは、体の中でも大きな筋肉である大腿四頭筋や大臀筋、ハムストリングスといった筋肉を鍛えることができるトレーニングです。スクワットを継続して行うと、基礎代謝の向上や効率的なカロリー消費、スタイルの改善といった効果が期待できます!
スクワットは様々なトレーニングがある中でも、ダイエットに効果的なトレーニングと言えるでしょう。スクワットダイエットが気になっていた方も、スクワットの効果を知らなかった方も、この機会にぜひ挑戦してみてください!
text:中野卓
スポーツ栄養学を専攻する大学院生。現在はトレーニングによるミトコンドリアの適応を促進させる栄養素について研究を進めている。水泳は、選手歴10年以上。アロマテラピー検定1級取得。