冬太りという言葉が示す通り、1月はもっとも体重が増えやすいと感じる方も多いはず。「寒さで代謝が落ちて、脂肪を溜め込みやすいから仕方ない」と諦めていませんか?本来、冬は痩せやすい季節で、ダイエットの頑張り時なんです。
冬太りの原因と、今日から取り組みたいダイエット術をチェックしておきましょう。
冬は痩せやすい!?冬太りするのはなぜ?
「冬は代謝が落ちて太りやすいんでしょう?」「脂肪を溜め込みやすくなるのでは…」と考える方も多いかもしれません。ですが、実は、冬は痩せやすい季節で、ダイエットにぴったりな時期なんです。
冬に痩せやすい理由
冬は外気温が下がるため、冷たい空気にさらされた人間の体もひんやり。当然、体温が下がります。内臓や筋肉を冷えから守るため、体は「体温を保つぞ!」とエネルギーを多く使います(=基礎代謝がUP)。
したがって、いつもどおり生活を送っていても、基礎代謝が上がり脂肪が燃えやすい状態に。
ダイエットの基本は「摂取カロリー<消費カロリー」です。冬は食事のカロリーコントロールをしつつ、適度に体を動かせば、自然と消費カロリーが多くなり痩せやすくなるのです。
冬太りするのはなぜ?
「冬太り」という言葉があるように、冬は太りやすいと感じている方も多いはず。冬に太ってしまうのは、年末年始の過ごし方に原因があります。
(1)消費カロリー減少
寒いからと外出が減ったり、こたつでゴロゴロしたりと、体を動かす機会が減ります。冷えによって筋肉がかたくなるため、動きづらさを感じることも。
また、年末年始は長期休暇が重なるので、「動かないでゆっくりしよう」「体を休めよう」といつも以上にダラダラ過ごしがちに…。体を動かさなければ、当然消費カロリーは減少します。
(2)カロリーオーバーになりがち
年末年始はクリスマス、忘年会、新年会、お正月と、イベントが続きます。コロナ禍で大人数が集まる飲み会などは減少したとはいえ、オンライン飲み会をしたり、家族と豪華な食事をしたりと、食べる機会は減っていないのではないでしょうか。
さらに、家で過す時間が多いと、手の届く範囲にお菓子があるため、常に口が動いている…なんてことも。
こうして、年末年始は「摂取カロリー>消費カロリー」になるので、太りやすくなってしまうのです。