コロナ禍で、肩肘の張らないリラックスした装いが人気の「カジュアルコーデ」。しかし大人女性は、カジュアルすぎると、だらしなかったり、どこかヤボったく垢抜けない印象になりがちです。今回は、それを回避する簡単なコツをお教えします。
「きれいめ」と「カジュアル」は6:4
大人女性のカジュアルコーデにぜひ取り入れてもらいたいのが、いつもの普段着に、どこかにきれいめな要素を取り入れるテク。
きれいめなアイテムがあると、上品な雰囲気とカジュアルさを組み合わせた「きれいめカジュアル」が完成します。
きれいめとカジュアルのバランスを「6:4」で、ややきれいめに寄せると、大人女性の品を醸し出すことができますよ。
それでは実際に、参考にしたいきれいめカジュアルコーデを4つピックアップします。
スニーカーには「きちんと見え」するシャツをイン
ブランド : FRAMeWORK
足元をカジュアルなスニーカーで、トップスやボトムはきれいめを選ぶと、とても簡単でわかりやすい「きれいめカジュアル」が完成します。
ニットとパンツで成立するコーデにあえて、きちんとした印象を与えるシャツをインすることで、きれいめ要素がプラスされています。
また、スニーカーもシンプルな白を選ぶとカジュアルになりすぎず、きれいめな印象に。
デニムパンツはトレンチコートで格上げ
ブランド: PAGEBOY
カジュアルアイテムの代表格デニムパンツをきれいめに転ばせたいなら、写真のようにトレンチ型やチェスターコートを合わせるのがおすすめ。
アウターの中でもきちんと感があるので、コーデ全体を格上げして見せてくれます。
そして、きれいめのバッグやブーツを選ぶことで、デニムパンツの洗練見えが叶っています。
カジュアルなロゴスウェットを女性らしく
ブランド: ROPE' PICNIC by miyu
カジュアルな印象が強い、ロゴが施されたスウェットは、ボトム・バッグ・靴をブラックで合わせることで、子どもっぽい雰囲気が打ち消されて、大人っぽいカジュアルコーデに。
きれいめカジュアルコーデを組み立てる際には、カジュアルなアイテムはどこか一つだけにすると失敗しにくいです。
マーメイドシルエットのスカートが、女性らしさも際立たせてくれます。
洗練されたモノトーンコーデはバッグまで上品に
ブランド : AMERICAN HOLIC
ボーダートップス・ダウン・スキニーパンツとカジュアルな要素が多めに見えるスタイリングも、全てモノトーンでまとめると洗練された「きれいめカジュアル」に仕上げられます。
さらに、上下の服がカジュアルなときは、小物を使って、きれいめカジュアルへシフトさせましょう。
白のバッグが、コーデを上品にブラッシュアップしてくれます。
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持っているアイテムを上手に組み合わせて、大人の「きれいめカジュアルコーデ」を楽しみましょう。
画像協力:WEAR